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| NECの98シリーズの売りの1つにマルチブート(複数のOSを切り替えて使用する)の環境が容易に作れるということがあります。 |
| 複数のOSがもし異なる種類のOSであればしょうがないのですが、異常に備えて同じOSをインストールする場合、各アプリケーションもそれぞれインストールせねばならず、また全て同じ設定をするのも結構面倒です。 |
| そのため、せっかくのこの機能を使っていない人も多いと思います。 |
| 1つのドライブにインストールして、後は各ドライブにコピーするだけで、全く同じ環境で使用可能なOSのインストール方法を開発できたので、発表します。 |
それは1FDの98が3つのCドライブを持つことができるので実現可能になります。 |
| まず、Cドライブを3つ作る場合はパーティションを4つ以上用意します。 (1HDに4つという意味ではありません。複数のHDに合計4つ以上という意味です) 第1と第3パーティションはシステムファイルのコピー付でフォーマットし、fdiskでブート可にしておきます。 第2パーティションはブート可である必要は有りません。(2000年10月29日訂正) |
1)起動ドライブその1 1番目のパーティションは/ATセットアップします。 |
| これで、1番目のパーティションで起動すると、このドライブがC:になります。 |
2)起動ドライブその2 次に3番目のパーティションに1番目のパーティションのwindows\win386.swp以外のファイルを全てコピーします。 |
| これで、HD起動メニューから3番目のパーティションで起動すると、このドライブがC:になります。 |
3)起動ドライブその3 FDをシステムファイルのコピー付でフォーマットします。 |
| C:\にあるconfig.sys、autoexec.bat、msdos.sysをFDに上書きでコピーします。 |
| これをCドライブ起動FDと名を付けます。 |
| 次に2番目のパーティションに1または3番目のパーティションのwindows\win386.swp以外のファイルを全てコピーします。(win95/98の時) |
| これで、Cドライブ起動FDから起動すると、この2番目のパーティションがC:になります。 (FDで起動した場合、終了時にFDを入れておく必要があります。) |
| FDで起動すると、非常に長い時間(何分も)FDをアクセスしつづける場合があります。 |
| これはWindowsがbootlog.txtを1行ずつFDに書きこむためです。 |
| 改善方法としてはFDのconfig.sysに |
| SHELL = C:\COMMAND.COM C:\ /P /E:1024 |
| の1行を追加しましょう。 |
| これで何故かbootlog.txtを書きこまなくなりました。(C:にも)(^_^;) |
| 1度bootlog.txtを書くと次からは書かないのかもしれません。このへんはまだ研究する必要があります。 |
| 他にもconfig.sysとautoexec.batにC:ドライブにあるファイルでC:ドライブを明示していない物があればC:ドライブにアクセスする様に指定しておきましょう。(2000年10月29日追記) |
| これで、HDとほとんど変わらないくらいの速度で起動することが可能になります。
起動が終わればFDは抜いてもかまいませんが、終了時にFDをいれておかなければエラーが出ますので、入れたままの方が良いでしょう。(2000年10月29日追記) |
/ATセットアップをしたという情報がどこに書かれているか、一応調査をしたのですが、分かりませんでした。 各ファイルの中では無いようです。 |
| とにかく1つのパーティションにソフトをインストールすれば、後は他のパーティションにコピーするだけなので、同じ環境を維持するのも容易です。 |
| 1つの環境がもし壊れても、他のドライブからコピーするだけで、戻せます。 |
| 欠点としてはHDの容量を食うということでしょうか。(^_^;) |
| 4.3GB壁有りユーザーにとってはチト辛いものがありますね。(^_^;;) |
ここままでチャンと文章を読んできた人は、「4っつめのパーティションはなんのためだ」という疑問を持たれると思います。 |
| この続きは複数Cドライブのデータ・アプリ用ドライブでということに。(お |
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