98システム解析スレッド2023年7月 /人'A`;人\ 2023年7月1日(土) 3:59 |
【改良】ICCFIX まりも 2023年7月1日(土) 23:58 |
ICC365というプログラムのバグ(変更した容量が電源断で保持されない)を直し、ついでに全IDEポート対応とました。従来と同じ365MiBにするプログラムと、下の実行画面画像のようにCHSパラメータの上限境界を選択するプログラムがあります。 ttp://hp.vector.co.jp/authors/VA012947/fdldrapp/iccfix.html なお基本的にはFDloaderおよび通常ブート用FDを作成して適用する目的で作っていますが、それなしでDOS上で直に実行もできるようになっています。
容量選択肢のうち2015MiBといういう容量が意味不明っぽいと思いますが、これはSCSI変換で使うIDEドライブ用です。サードパーティ製の92パラメータより前のSCSIボードでは ドライブのネイティブな 16:63がSCSIでも現れるので、そのときの4094シリンダ(12bitシリンダモード)の上限値です。ここの過去ログの知見、とくに/人'A`;人\さんの報告とリウさんのSCSIボード解析の産物です。
なお2015MiB,8063MiB,32255MiBはネィティブヘッド数が15のドライブ(非常に少ない)のときはそれに合わせて実際に設定される容量が15/16, 例えば2015MiBは1889MiBに減ります。境界オーバーしないようにしています。しかしSCSIボードのBIOSによってはそれではなく固定で15ヘッドにするやつもあるかもしれず、1889MiB強制のほうがよかったかなという気も・・・ <6日追記>FDloader起動はAnでは使用できません。Ap3は大丈夫なようです。
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Na7/H3のチップセット リウ 2023年7月3日(月) 20:51 |
分解したわけではありませんが Pentium搭載でありながらPCIベンダIDを見る限り非Intelチップセットで PAM操作も全く未知の方法でしたので報告いたします。 IOA00hとA02hでの2段階操作です。 IDEBIOSLBAパッチに取り込んだらまた報告に来ます。
では報告です。 PAMもどきから 2bitで制御です。 下位bitが立っているとRAM側、立っていないとROM側?のようです。 両bitが立っている場合だけ書き込めます。上位だけ立っていてもROM側読み出しです。
31h 上からFC,F8,F4,F0の設定値です。DOS起動時点では55hが入っています。 32h 上からEC,E8 下位4bitはわかりません(E0かと思いますが)DOS起動時点では5Ahです。 33h DA,D8,D4,D0の設定値です。起動時点ではAAhが入っています。(DA,D8だけは8kB幅) 34h 下位4bitは不明ですが、上位側はDE,DCの順で8kB幅です。起動時点でA0hが入っています。 よってシステムBIOSE8-FFはRAM読み出しなのですが、IDEはROM読み実行です。REDWOOD機種にとても近い構成でDOSが動いています。
次にDA00のRAMバンク切り替え(33hでRAM側選択してもこっち優先) io 1e8eh効きません。 A00hに40hを選択後A02hに1を出力でRAMバンク選択モードです。 A00hに42hを選び、word幅でバンク番号を入れると8kB現れます。また0-640kBのメモリもここに出現させることが可能です。0050hがIDEWORK用メモリです。RAMドライブもここを使うのですがうちのNa7はどうもその制御が壊れかけているようです。
Na7/H3(とおそらくNa7/HC7)以外にこのチップセットを使っている機種は同時発売のNxに可能性があるとは思います。Na9やNa7/H5 Na7/H7は430MXかも? 7日追記undocを読むとNxはVLSIのEagle Na9は430MXのようです。本当にこの機種だけのようですが、Nxもまた山猫さんではなく鷲ですか…。
5日未明追記 バイナリのアップロードもしました。
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灰色ノート機(キーボードが手前側)はいじったことがなくて知らんことだらけですが、getitf98を対応させないとならんですね。Na7/H3のPCI ベンダー デバイスコードは幾つなのでしょうか?
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ベンダ デバイス リウ 2023年7月5日(水) 21:34 |
1033:000Cです。 正直最初は目を疑いました。
1033:0001(PCI-Cバスブリッジ)がデバイス番号5につながっています。 こちらのpci config spaceは既知のもののように見えます。
デバイス番号2にはCyber9320 デバイス番号3に1033:0009の98グラフィックがつながっています。
あ、報告を忘れていましたがintelsatで見えている通り、メカニズム1でpci config space自体にはアクセス可能ではあるのでそこだけはEPSONのPCI1.0とは違って情があるとは思います。とはいえPCI-BIOSは他ノート機と同様存在しません。
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ミ、ミイソ製PCIチップセット? まりも 2023年7月5日(水) 21:57 |
ええ?それは今まで誰も知らなかった(報告した人がいなかった)というわけですか?undoc2にも記述がないですよね。それにしても/H3モデルだけなんでしょうか。これめちゃ手に入れてみたくなりました。デスクトップ機では自社PCIチップセットを一切お披露目しなかったのはなんでなのでしょうね。最初からノート機設計だからとしか理由が思いつきません。あとは実際にはPCIバスが出ていないもの(メモリコントローラのみ)だったからかも。でもCバスブリッジかVLブリッジは存在してますか?メモリアクセス速度なんかはどうなのでしょうね。色々知りたいことだらけです。
<追記見て23時追記> 全体像からすると至って普通のPCI機の構成のようですね。異なるのはホストブリッジというかメモリコントローラとしてのデバイス000CはコンフィギュレーションレジスタでPAMなどを設定するのではなく、素通しにI/Oアクセスできる0A00-02hでの2段階I/Oを使う点だけのようですか。40h以降の固有のconfiguration空間に何も設定がない感じですよね。
IDE BIOS 8KBがROMで動いているというのは残念な機種ですね。速度的にも遅いでしょうか。DA00以降に丸ごと引っ越したくなりそうな。それかBASICを潰してE800に大引越し。
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D8とF8の動作 リウ 2023年7月6日(木) 7:18 |
IDEBIOSがROM指定、というのは半分間違えでした。 BIOS動作のかなり早い段階でRAM側に切り替え、終了時にROMに戻す、というコードになっており動作はRAMで実行されます。そのためIdeの速度はCF接続で2MB/sくらいは出ております。 しかし!RAMドライブを有効にしておくと、D8とF8がRAM側にコピーされないということを解析しております。この場合は本当にROM実行になり速度が800kB/sまで落ちてしまいます。BIOSもROM実行になってしまうためLBAパッチでは面倒なことをやりました。
22:18追記 残念なことがわかりました。 DA00バンクは実メモリ全てを投影できることがわかりました。 0-640kBはバンク番号0-4fh 1MBから上はバンク番号80hからスタートです。 そして 0050hはIDEのワークエリア,0051hはRAMドライブのワークエリアです。 しかし60h-7fhの256kBはRAMドライブと拡張ROM域RAMの両用でした。 たとえば6ChがD800出現内容で、74hはE800出現内容です。 そのため拡張RAMを使いながらラムドライブを使用することは(システムごとパッチしない限り)不可能です。 ついでに1024kBのRAMドライブと増設RAMの関係は一番後ろでした。
まりもさまへ 手元ではすでに壊れそうです。私は修理できない(恥ずかしい限りです)ので、この機種(ゴミ一歩手前のすっぱいにおい付き)を研究用に送りたいですが、ACアダプタが必要だと思います。触るお時間の余裕はありそうですか?
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後学のために まりも 2023年7月7日(金) 11:32 |
灰色後期のノート機のACアダプタは持っていませんし、CRT変換ケーブルもありません。La13以外のノート機は修理技術も部材も全く持っていないのですよね。2005年頃の第一次断捨離以来、ノート機のハードウェアは触らないことにしていました。アーキテクチャ的なことがわかれば十分なのです。 (・_・):第二次はいつなん?
要はDA00セグメントからの8KBに全アドレスブロックが投影できるというわけですね。486以前の機種の512-640KBバンクを128KBから8KBに狭くしたものでしょうか。これってもしかしてリアルモードでEMS.SYSによるソフトウェアEMSもDA00の窓を使ってB000との間で転送していたりするのではないでしょうかね?<追記:EMM.SYSは動作対象外でしたのでそれは無い>
いずれにしても初代のノート機から存在したRAM ドライブの機構までそこに組み込んでしてまったというのがよくない仕様という気がします。DRAMを使うのがよくありません。レジューム用バッテリもデカくなってしまいます。やはりメインメモリ(1MB以上も含む)とは独立の仕組みでないと記憶の保持で問題がありますよね。無理な互換性ならやめりゃいいのに>ミイソ で結果的にやめたので、その後ミイソ製host bridge は搭載機種がなかったということになりますかね。RAMドライブの搭載って最後の機種何でしたっけ?
<追記>ハイエンド9801ノートの最後のNS/A(1994)はメインメモリから切り取るRAMドライブのようですね。こういうアーキテクチャレベルの年表って無いですかね。自分で作るとなるとまた全機収集から始めてという、断捨離とは反対方向に歩み出さないといけないことになりそうです。
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断捨離のおしつけあいですかね リウ 2023年7月7日(金) 11:58 |
では送ります。以前のやりとりとメールアドレスを参照いたします。 HDDマウンタに挿せる2.5インチIDEHDDはありますか? なければ適当なモノを付属させます。 フロッピードライブはありませんので起動はそちらから限定になります。
他に判明したことがやまほどありますが、少しだけ列挙します。 D9を仮想86含めてROM状態にしておかなければフロッピーの初期化に失敗します。FDCBIOSの一部がここにいます。 D8-D9 E8-FFを仮想86で全域RAMにしてしまえばRAMDRIVEと拡張RAMの併用自体は可能でした。
15:07 郵便局へもっていきました。追跡番号も表示されます。
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謹んでお受けいたします まりも 2023年7月7日(金) 15:22 |
仮想86にしておくのが最適というのはA-mateハイレゾにも見られたことと一緒ですね。メモリウィンドウやらバンク切り替えやらというのはキャッシュも効かないところですから、リアルモードでそこのアドレスで実行するものは全て遅くなります。ましてや実ROM上の実行でって、、、ミイソはいったい何を考えているのだか。これも性能をそっちのけにしてまでの互換性へのこだわり?。しかし互換性の権化を保つのもこの機種くらいまでで、あっけなくRAMドライブについては廃止になってしまったという・・・
1994年のことなので、同時期のデスクトップ機にも見られる、HDDを使った仮想FDドライブ(VFDDRV.EXE)が登場したことは関連していそうですね。これはDOSデバイスドライバレベルではなくてせめてBIOSレベル(DOS起動前にDA/UAが存在している状態)で実現させて欲しかったところですし、PCI機でも続けて欲しかったのですけどね(無いので勝手にVFDDRVを改造流用していました)。
さてノート機用CRTコネクタ変換アダプタをどうにかしないと、、、
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/人'A`;人\ 2023年7月7日(金) 18:48 |
外部ディスプレイに画面が映りさえすればいいのなら、VGAコネクタからのバラのケーブルを本体の10ピンコネクタの穴に直接挿すのが簡単でしょう。 ttps://98epjunk.shakunage.net/disp/note_disp.html
Na族の電源回路挙動不審問題には、多く本体内部のDC/DC変換基板の大容量電解コンデンサの大量液漏れが直接関与しているようで、皆さん修理に難渋されているようです。練達の士でも修理を断念するケースさえある模様。 ttps://98epjunk.shakunage.net/miscel/mb_chemicon.html の PC-9821Na族一般 に関連ツイートへのリンクがあります。
HDDパックのコネクタ部分の結線は調べましたが、GELのJUNK部屋 の資料とは少し違っていました。GELのJUNK部屋 のはその通りに作って動いたという実績がありますので、作る(含マザーボード直付)ならそっちを参考にされた方がよいかと。 ttps://98epjunk.shakunage.net/storage/note_pack_con.html 【追記】あ、違ったわ。Na族のはNS/Eとかの厚い奴の薄型(変な日本語)の奴でしたね。そっちは厚型薄型両方調べて大体一緒だったんで多分合っていると思うんですが、あの通り作っての確認はしていないため赤文字でも書いてあるように自信がありません。
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analog RGBコネクタ(廃基板から回収)を活かす時が来たw まりも 2023年7月7日(金) 19:46 |
ディスプレイ結線の情報ありがとうございます。アナログなのでH/Vのほか緑だけでも接続したものを急ごしらえします。DOS画面が出ればまずはOKなので。HDDのカゴもこの世代のは持ってないのですよね。Nr15の残骸のが一個だけあったかも。La13ではHDDは直付けでフレキシブルケーブル付きコネクタですが、ジャンク屋の商品ではそのフレキが結構破損していた覚えがあります。乱暴に引っ剥がしたんでしょうね。この点はカゴ方式の方がマシかもしれません。
電源が入りにくいことやすぐ落ちる方が問題です。ノート機の電源回路の修理なんてやったことがないです。 <8日正午追記>Na7/H3到着しました。Wiiの電源アダプタはコネクタが同じというわけではないのですね。これは13.2Vの安定化電源から直付けか。
<22時画像追記>電源生成回路基板が見えるところまで分解しました(画像1)。タンタルコン以外のすべてのコンデンサで盛大に液漏れしています。47と書かれている箱形の(耐圧不明)は周辺に緑青。青黒い筒型の5個は下の層の基板にまで黒い汁がベッタリ。この松下電子のはXa/WのVRM PUD70にもありましたが、液漏れ率ほぼ100%でした。HFQっていう品種形式は何に置き換えればいいのでしょうね。共立で売ってるのだと日ケミKMGくらいしか。470uF/10WVは同容量のが手に入ると思いますが、180uF/16WVは220uF/25WVにするしかないでしょうね。
このまま修理しないで通電したらいずれ壊れそうですが、基板のハンダを外すという難関が待ち構えていました。で、分解時にガワのツメを一カ所破損してしまいました。まあ慣れてないとツメの位置はわからんですよね。あとCバスブリッジはPCIデバイスコードでも判明していましたが、分解したところ確かにGHOST7が載っておりました。
<9日14時追記>修理の経過ですが、電源基板(PUD66)は案外簡単に取り外しできました(画像2)。ピンが細いのにハンダ吸引器の先端が太いためパターンを壊すかもと思いましたが、電源基板だけあってベタのパターンのため熱に強いのですね。銅箔も厚みがあるのかもしれません。もちろんこれは電動吸引器があるから簡単なのであって、無いと不可能レベルです。 電源基板上のコンデンサは全て外しました(画像3)。47と書いてあった箱形のは周辺ダメージからすると4級塩コンデンサの一種ですかね。いわゆる磯の香りとは違う異臭でしたが。これは4本足なので半田ごてで外さない方がいいと判断し、ペンチで小刻みにひねって足に金属疲労を起こさせる方法で外しました。これと同じ形状の代用品を探すのは困難と思われます。実質は+−の2本足しかないのだから、47μF/20WVのOSコンにでもしてみますか・・・
<18日画像4追記>漏れていた横倒しのコンデンサは105℃のに置き換え、箱形の(4級塩?)はOSコンに置き換えました。高さ制限があるので、押しつぶす感じで無理矢理つけています。このPUD66ユニットをメインボードに半田付けし、無事にピポりました。
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【更新】ICCfix 1.01->1.02 まりも 2023年7月21日(金) 8:29 |
ICCfix については 92パラメータSCSIの上限 32767MiBを追加しました。そのほか、真の容量の取得に失敗した場合は1度だけリトライするようにしました。先日購入したKIOXIAのSSDが容量変更できることを示した画像1を載せておきます。
ところでNa7/H3修理の続きです。液晶画面はビネガ末期のため外付けのディスプレイが必須の状態でしたが、アナログRGB出力のDINもどき10pinコネクタの変換ケーブルはおろかオス側コネクタも手に入りそうな気配がありません。そこでこれを撤去してマザーボードから直にD-sub 15pinコネクタに配線しました(画像2)。コネクタ出しはバックパネルの鉄板の穴をやすりで少し削って拡げるだけで済みました。しかし空中配線が非常に窮屈で手間がかかりました。コネクタが普通と違い上下逆に取り付けてあるのはそのためです。手間賃考えたらオークションで1万円以上出してでもディスプレイ変換ケーブルを購入した方がいいです。
とりあえずこれでデスクトップ機のようには使用できるようになりましたが、液晶部を載せないと音が出ないのはつらいところです。ピポも聞けないことになります。サスペンド/レジューム用バッテリはコネクタごと抜いてあったようで、漏れによる汚染がないのは救いです。ですがこんなノート機でも一度手にしてしまうと拡張したくなり、ドッキングステーションが気になり始めていますw
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破壊申告 リウ 2023年7月21日(金) 14:27 |
実のところレジューム用バッテリは私の引っこ抜き力のかけ具合を失敗してしまったためにおれてしまった、が正解になります。
ところでうちの生きてるNa13ではACアダプタをつないで電源は投入してない状態で、PUDの入力側の14Vを測ると振動して、死んでいるNa12のもので測るとぴたっと14Vで止まるのですが、そういうものでしょうか?
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互換性の意地 まりも 2023年7月22日(土) 0:11 |
これは電源アダプタの回路次第だと思います。非常に低負荷のときに長周期の大きなリップルがある電源もあります。そのような物は一般に充電器用電源には比較的多いですから、充電可能な純正電源アダプタだとそうなのかもしれません。うちでは汎用の12V/4AのACアダプタ(規定より少々低電圧)を繋いでますが、特に変動は感じられませんでした。
「死んでる」と変動しないというのがよく説明できません。どっかがキレていてゼロ負荷の物を繋げていれば、普通の電源は負荷変動による電圧変動はそもそもありません。低負荷で変動が大きいものはゼロ負荷でも大差ないと思うので、そこは謎です。
ところでこのミイソチップセット機Na7/H3ですが、メモリアクセスが基本的にものすごく遅いです。486より遥かに遅いのです。Pentiumのキャッシュとプリフェッチ能力でなんとかドーピングしてやっと486の上を行った気にさせているだけです。VLSIにもIntelにも劣るとも勝らない物でしかないので他の機種で採用されることがなかったのかもしれません。RAMドライブ機構維持のために意地になって作ったのですかね。H3以上の兄弟機はRAMドライブはあるのでしょうか?
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/人'A`;人\ 2023年7月22日(土) 4:55 |
メモリと言えばNa7だけ他のNaと内部増設メモリの種類が違いますね。前者ではLtとかの486機と共通のDIMM。何故なのか知りませんが。
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ありがとうございます。回路次第。Na15が最近同じようにピポらなくなってしまいましたので、またそれでも測ってみます。
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PC-9821Na7/H3は9821Nx2 まりも 2023年7月22日(土) 6:19 |
Na7/H3の空いているDIMMソケットを見て、埋めるにしてもここには何が載るのか調べている最中でした。情報ありがとうございます。
486機用メモリ(DIMM)はデータ幅32ビット、Pentium機用は普通は64ビットです。SIMMの場合には2枚差しです。察するにNa7/H3は(ミイソ製PCIホスト-メモリコントローラは)メモリバスが32ビットしかないのかもしれませんね。道理で遅いわけです。ちなみにCPUBENCHの結果が141程度ですので、AMD 5x86 133MHzで出してくれてもよかったのにと思います。それなら130出ていますしメモリアクセスももっと速いです。機種名で困ったんですかね(笑)。Npの後にNxっていうのもデスクトップ機で事例のない機種名でしたから。9821Xpに5x86を載せたXxは現れませんでした。
NEC 98ノート機の枝番まで含む、採用チップセット、増設メモリ型番、液晶ユニットの型番、といったプロフェッショナル向けの対照表を作らないといけないような気がします。どこぞにある既存の機種一覧に追加するだけでいいのではありますが。
<14時追記>Na7/H3でひとつ重要なことに気が付きました。ソフトウェア リブートさせるプログラムが動作しない(再起動しない)のです。自作のだけかと思ったら、HSB r でもハングアップします。この機種だけなのか、この世代のノート機全部そうなのか、わかりません。素直にjmp FFFF:0000でないとダメなようです。なお「RAMドライブを使用するとシステムBIOSがシャドウRAMでなく実ROM動作になる」という『酷いミイソ仕様』は再確認しました。この機種ではRAMドライブの利用は百害あって一利もなしです。メインメモリの最上位を使うため、RAMドライブのデータ保持条件は厳しすぎて、使いものになりませんから。
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GETITF98のNa7/H3対応 まりも 2023年7月25日(火) 12:40 |
できましたのでアップロードしておきます。このピンポイント機種以外のノート機、とくにREDWOODチップセット機は実物がないので対応できません。PCIチップセットでない9821Neくらいの機種は対応するかと思います。このバージョンからは、32KB単位のサムがゼロでない一部の機種ではBANK 0-3通しのサムを表示するようにしました。 ttp://hp.vector.co.jp/authors/VA012947/util/getitf98.html
Na7/H3では、シャットダウンポートを設定して out F0という普通のリセット再起動が通用しないことが判明していますが、I/O 534h bit 0トグル操作は効きますので、これによる再起動が最も簡単です。しかしこれを全98に適用できないのは、去年の過去ログの通りです。mate/multi第2世代以降でないと使えません。
他に新たに知ったこととしては、APM BIOS準拠で電源を落とすプログラム(ATX相当電源搭載機用)がこの機種でも使えた点(追記:なんとH98用の電源切断ツールまで動作した)です。それにしてもITFを読むとワケ判らないI/Oポートがたくさん出てきて、とてもこの機種が98であるとは思えませんw I/O port 900h-902hも何かに使われているほか、A04-A06というのもあります。何ですかね。
なお電源回路基板を改修した結果、安定して動作するようになりました。"献体"いただいたリウ様にはお礼申し上げます。ところで「ドッキングステーション」内蔵のSCSI BIOSや 198pin-->110pin-->Cバス拡張BOXで設置したSCSIボードのBIOSがRAM化や高速化できる可能性が少しだけありますね。SCSI_RAMはたぶんダメですが、裏ROMを表に置く壁超えSCSI(LBA)は対応できると思います。しかし周辺機器の実機は希少すぎてどうにもなりません。壁超えSCSIの対応をお考えならお返ししましょうかね?
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野望はありますが リウ 2023年7月25日(火) 16:22 |
ノート機はまだ生きている機種をいくつも所持しておりますのでありがたく辞退いたします。ドッキングステーションなら考えてしまうところですがあれも高価すぎますので研究用としても怖いです。修理もいつかはやらなくてはいけませんし…。 IO900hはIDEBIOS内部を見る限りはREDWOOD機の残骸のようにも見えたのですか、ITFでは触っていますか。やはりこの機種は化け物ですね。 むしろ逆にREDWOOD機種を送りましょうか、と思いましたが手持ちが一台だけでしたので送れません。
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【修正】ICCFIX まりも 2023年7月30日(日) 0:00 |
Na7/H3における900-902hのI/Oはどうやら実体はないようですね。読んでもFFしか返りません。REDWOODの残骸と見て良さそうです。しかし一部には併記されて実行しているような?まあ実害はないのでしょう。デスクトップ機のメモリドライバソフトで本体メモリウィンドウ制御でハイレゾモード用とノーマルモード用の異なるI/Oを連打するようなコードもあったくらいですから。
とこでICCfix の1.01ですが、真の容量取得のREAD NATIVE MAXコマンドでエラーになった後に飛ぶ先を間違っていて、永久ループしてしまうバグがありました。このためCFだとまずハングアップしてしまっていました。修正のうえ1.02として更新しておきました。
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