1.本体
1)シリーズ別
シリーズ |
特徴 |
X1 |
基本性能のみ |
X1 turbo |
縦400dot・テキストに漢字が使える・BIOS
ROMがついて、その分RAMのフリーエリアが広くなった。 |
X1 turboZ |
プログラムとデータのエリアを分けることにより、さらにRAMのフリーエリアが広くなった。
アナログRGB出力になった。 |
基本的に下段の本体は上段のソフトを使用可能らしいです。
ですから1台だけ買うならturboZシリーズということになります。
ゆえにZシリーズはとても人気があり、オークションの落札価格がturbo以前に比べて1桁高くなったりします。(^_^;)
また、Zシリーズ発売時にはすでにX68000がでており、かなりのユーザーがX68000に移行してしまい、Zの能力を生かしたソフトのタイトル数は、他のシリーズに比べてかなり少なかったのではないかと思われます。
手持ちのソフトがZ用でない場合は無理してZシリーズを買う必要はないかもです。
2)標準搭載の記録装置別
標準搭載記録装置 |
特徴 |
備考 |
カセット |
内部にはFDD装着不可 |
FDを使うためにはFDDインターフェースを増設する必要あり |
フロッピーディスク |
内部にはカセット装着不可 |
turboZIII以外はCMTインターフェースを標準装備 |
基本的にはどちらのソフトを使いたいかということできまるわけですが、
両方使いたいという場合は、
それぞれ1台づつ買うのが一番安くつき、かつ容易に入手できて正解でしょう。(おぃおぃ
どうしても1台しか置けないということでしたら、
フロッピーディスクユニットは少なくとも4機種発売され、
カセットデータレコーダは1機種しか発売されませんでしたが、
オークションをみているとフロッピーディスクユニット+FDインターフェースよりはカセットデータレコーダの方が良く見かけますので、
とりあえず買うならFDD搭載機種のほうが後々楽かもしれません。
3)カタログ性能による互換性
カタログスペック比較表参照
4)モニタ
現在流通している新品のモニタでX1シリーズのデジタルRGB15kHzをサポートしているものは皆無でしょう。
X1turboシリーズのデジタルRGB24kHzをサポートしているものも皆無でしょう。(コネクタを変換して、アナログRGBのモニタにつないで、信号レベルの多少の不一致を我慢したりすれば使えなくはないようですが。)
X1turboZシリーズのアナログRGB24kHzをサポートしているものは液晶の一部にあるらしいです。
が私はそんな高級品は持っていませんのでわかりません。
というわけで、当時の周波数に対応したモニタを入手する必要があります。
が、何しろ10年以上も前の製品ですので、オークションでもかなり玉数が減ってきています。
今わりとオークションで見られる15kHz/24kHz・アナログRGB/デジタルRGBすべてに対応するモニタは
CZ-600Dと呼ばれるもので、X68000とかZII/III対応のモニタということで売られたものです。
手持ちの2台は87年製ですが、フォーカスの調整以外は特にいじらずに現役でまだ使えます。
TVが映る・X1から外部コントロールできるというのも魅力です。
同系列のこれより新型のモニタでは、1色出なくなったり、音量調節が効かなくなったものが計3台ありますが、
初代の600Dはなぜか丈夫です。(笑)
(・_・):新型ゆうても10年選手やんけ!
600Dとそれ以降の外見上の違いは後ろのデジタルRGB用の専用コネクタと前面右下の切り替えスイッチの有無です。
左がCZ-600DでSWが2個並んでいます。右が新型のCZ-602DでSWが1つです。
X1/X1turbo用のケーブルをお持ちであれば、そのまま直結できるのが最大のメリットです。
X1またはX1turboとturboZの2台を持った時、1台のモニタで、前面のSWで切り替えて使えるのもgoodです。
他にも各社から15/24kHz対応のモニタが発売されていたようですが、私はCZ系以外は使ったことがありません。
というわけで、このクラスのモニタの情報のページをご紹介しておきます。
マニヤの異常な愛情→パソコンも、TVもゲームにも使えるPC-TV472
→FM
TOWNS→モニタさんのほ〜むぱ〜てぃ
周波数的に対応可能なモニタが手に入ったら、次は配線ということになります。
ケーブルが手に入らなければ自作する必要があります。
配線は下表をご参照ください。
がコネクタは今も売っているのでしょうかねぇ。(滝汗
気になったので調べてみました。(2004/12/15追記)
「45326 8a」でgoogleしてください。
ホシデンの広告のページがHITしたら、あたりです。
MZ用の8pinの方は8aと8bの2種類ありますが、センターのピンが8pinなので、8aの方になります。
X1用の6pは隣の隣にあります。
他にもまだ作っているメーカーもあるようです。
角型の方はヒロセの
1308CTA・・・(側)
P1308・・・(ピン)
のセットでいけそうです。
15-24kHzモニタケーブルピンアサイン表
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