X1をリサイクル

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西暦2004年の夏 オークションでパソコンを落札して狂喜しいる1人の漢がいた。

(・_・):あほがおったの間違いやろ!

落札できたパソコンはX1とよばれるものであった。

X1とは今を去ること20余年、まだパソコンなどという言葉はなく、マイコンと呼ばれていた時代に衝撃的なデビューを飾ったものであった。

当時会社で、MZ-2000を使っており、個人的にも「マイコン」が欲しいと思っていました。

が、会社と同じMZ-2000を買おうという気は起きませんでした。

高価な本体な割には欲しくもないグリーンディスプレィが憑いてくるし。
カラーにしようと思ったら、カラーモニタやグラフィックボードを買い足さなければなりません。
印刷しようと思ったら、プリンタ以外にI/Oボックス・プリンタインターフェースやプリンタケーブルまで別売で、それぞれ万円単位です。

で、買ったからといって、なにができるの?
仕事の続きなんかしたくもありません。(笑)

そんな折、中も外もカラーな(笑)X1が発表されました。
これなら、あんなことやこんなこともできるに違いない。
毎晩カタログを見ながら、我が家に届く日を夢見ておりました。
(・_・):注文せな届かへんのん知らんかったんか?

こんなカタログです。
(356KB)  (432KB)

この度派手な本体の色には参りましたねぇ。
MZのダサダサなカタログとは似てもにつかぬ洗練されたデザインです。
実際には買わなかったので、知らなかったのですが、初めて実物の色を見て、だまされたと・・・(おぃおぃ

で、手に入れたのは良いのですが、じゃあ何に使おうかとなったときに
私には思い入れのあるX1のソフトも無いし(おぃおぃ

まあ、当時に比べれば安く手に入ることですし、
(・_・):めったに手には入れへんけどな!

ここのサイトらしく、今から使いたくなった人のための情報を集めておこうと思います。(お

X1をパソコンとして使うためには
1.本体
2.モニタ
3.ソフト
が最低必要です。
3.については私はロクに使ったことがないので、他所のサイトで、調査ください。

2004年12月現在で、すべての本体・付属品・ソフトについて現行品はないようです。(おぃおぃ
よって、今から入手可能なものは中古品のみになり、しかも中古市場に出回る品数は非常に少なくなっております。
なので、本来は一通りそろったものを入手することをお勧めします。
(・_・):全部そろってたら誰も苦労せえへんわぃ!

で、もし選ぶことができるようでしたらという目安程度のことでも書いておきます。
1.本体

1)シリーズ別
シリーズ 特徴
X1 基本性能のみ
X1 turbo 縦400dot・テキストに漢字が使える・BIOS ROMがついて、その分RAMのフリーエリアが広くなった。
X1 turboZ プログラムとデータのエリアを分けることにより、さらにRAMのフリーエリアが広くなった。
アナログRGB出力になった。

基本的に下段の本体は上段のソフトを使用可能らしいです。
ですから1台だけ買うならturboZシリーズということになります。
ゆえにZシリーズはとても人気があり、オークションの落札価格がturbo以前に比べて1桁高くなったりします。(^_^;)
また、Zシリーズ発売時にはすでにX68000がでており、かなりのユーザーがX68000に移行してしまい、Zの能力を生かしたソフトのタイトル数は、他のシリーズに比べてかなり少なかったのではないかと思われます。
手持ちのソフトがZ用でない場合は無理してZシリーズを買う必要はないかもです。


2)標準搭載の記録装置別

標準搭載記録装置 特徴 備考
カセット 内部にはFDD装着不可 FDを使うためにはFDDインターフェースを増設する必要あり
フロッピーディスク 内部にはカセット装着不可 turboZIII以外はCMTインターフェースを標準装備

基本的にはどちらのソフトを使いたいかということできまるわけですが、
両方使いたいという場合は、
それぞれ1台づつ買うのが一番安くつき、かつ容易に入手できて正解でしょう。(おぃおぃ

どうしても1台しか置けないということでしたら、
フロッピーディスクユニットは少なくとも4機種発売され、
カセットデータレコーダは1機種しか発売されませんでしたが、
オークションをみているとフロッピーディスクユニット+FDインターフェースよりはカセットデータレコーダの方が良く見かけますので、
とりあえず買うならFDD搭載機種のほうが後々楽かもしれません。

3)カタログ性能による互換性

カタログスペック比較表参照

4)モニタ

現在流通している新品のモニタでX1シリーズのデジタルRGB15kHzをサポートしているものは皆無でしょう。
X1turboシリーズのデジタルRGB24kHzをサポートしているものも皆無でしょう。(コネクタを変換して、アナログRGBのモニタにつないで、信号レベルの多少の不一致を我慢したりすれば使えなくはないようですが。)
X1turboZシリーズのアナログRGB24kHzをサポートしているものは液晶の一部にあるらしいです。
が私はそんな高級品は持っていませんのでわかりません。

というわけで、当時の周波数に対応したモニタを入手する必要があります。
が、何しろ10年以上も前の製品ですので、オークションでもかなり玉数が減ってきています。
今わりとオークションで見られる15kHz/24kHz・アナログRGB/デジタルRGBすべてに対応するモニタは
CZ-600Dと呼ばれるもので、X68000とかZII/III対応のモニタということで売られたものです。
手持ちの2台は87年製ですが、フォーカスの調整以外は特にいじらずに現役でまだ使えます。
TVが映る・X1から外部コントロールできるというのも魅力です。

同系列のこれより新型のモニタでは、1色出なくなったり、音量調節が効かなくなったものが計3台ありますが、
初代の600Dはなぜか丈夫です。(笑)
(・_・):新型ゆうても10年選手やんけ!

600Dとそれ以降の外見上の違いは後ろのデジタルRGB用の専用コネクタと前面右下の切り替えスイッチの有無です。
左がCZ-600DでSWが2個並んでいます。右が新型のCZ-602DでSWが1つです。



X1/X1turbo用のケーブルをお持ちであれば、そのまま直結できるのが最大のメリットです。
X1またはX1turboとturboZの2台を持った時、1台のモニタで、前面のSWで切り替えて使えるのもgoodです。

他にも各社から15/24kHz対応のモニタが発売されていたようですが、私はCZ系以外は使ったことがありません。
というわけで、このクラスのモニタの情報のページをご紹介しておきます。

マニヤの異常な愛情パソコンも、TVもゲームにも使えるPC-TV472

こちら花小金井3丁目 バナー(1)FM TOWNSモニタさんのほ〜むぱ〜てぃ


周波数的に対応可能なモニタが手に入ったら、次は配線ということになります。
ケーブルが手に入らなければ自作する必要があります。
配線は下表をご参照ください。

がコネクタは今も売っているのでしょうかねぇ。(滝汗

気になったので調べてみました。(2004/12/15追記)
45326 8a」でgoogleしてください。
ホシデンの広告のページがHITしたら、あたりです。
MZ用の8pinの方は8aと8bの2種類ありますが、センターのピンが8pinなので、8aの方になります。
X1用の6pは隣の隣にあります。
他にもまだ作っているメーカーもあるようです。

角型の方はヒロセの
1308CTA・・・(側)
P1308・・・(ピン)
のセットでいけそうです。


15-24kHzモニタケーブルピンアサイン表

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