PC98(486機以前)用
CPUアクセラレータ
スイッチ設定(暫定版)

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 総額7600円 さんから投稿いただいた98用のCPUアクセラレータの設定表です。
 これをご覧になられて、こんなアクセラレータの設定分かるぞ〜とか
の情報等がありましたら、ぜひご連絡をお願いいたします。m(_ _)m
 本来は総額7600円 さんがHPを作ってそこで発表されるのがベストなのですが、まだHPを作る予定が無いとの事ですので、それまでの間、仮の置き場所として、場所だけ提供させていただきます。
 総額7600円 さんがHPを作られたあかつきには、ここはリンクのみになります。

総額7600円 さんのコメント
 手元にある旧機種用アクセラレータで,ジャンパやディップスイッチのあるもののうち,設定が判明したもの(除HRX-C12Q)について挙げてみます.
 486機用のアクセラレータで他にもジャンパやディップスイッチによる設定の必要
な物がありましたらご教示いただけますと幸いです.
 なお著作権の関係上,以下の文章はマニュアル記載のものをかなり変更してあります.

 注)この色のデータはエマティが勝手に追記したものです。

◎印のデータはGELさん より投稿いただきました、ありがとうございました。


286機用

●PK-X486S50(-L) (I・Oデータ)
・4連dip SW
SW 機能 ON OFF 出荷時設定
1 コプロセッサ使用
/不使用
使用 不使用 ON
2 未使用(つねにOFF)      OFF
3 未使用(つねにOFF)      OFF
4 未使用(つねにOFF)      OFF

※I・Oデータ製汎用増設RAMボードと併用する場合:
PIO-9234P,9X34,9X34P:ジャンパをOFFにする
PIO-9234G,9834L:80286ジャンパをOFFにする
PIO-PC34E/H/HX:80286スイッチをOFFにする
PIO-PC34N/F/FX:SW1の2と3をOFF(通常アクセス)にする
PC34R:通常アクセスにする
(RAMボードに付属の「旧MEMORY SERVER」または「ハード
ウェアセットアップディスク」を使用)


●HRX-C12Q (メルコ)
JP1:ウェイト挿入(出荷時設定=ショート)
 
PCの動作が不安定となる場合はジャンパを抜く

◎PK−X486Sシリーズ タイプA
PK−X486/87SL,SG(PK-X486SL,SG)
1:未使用(常時OFF)
2:コプロセッサの有無(無し:OFF/搭載時:ON)※1
3:使用機種設定(DX:ON/VX,UX,EX,RX:OFF)
4:未使用(常時OFF)
搭載CPU:Cx486SLC又はTX486SLC
※1:PK−X486SL,SGではコプロセッサを搭載した場合のみ、ONにして下さい。

◎PK−X486Sシリーズ タイプB
PK−X486/87SL
1:コプロセッサの有無(コプロセッサ使用時:ON/コプロセッサ未使用時:OFF)
2:未使用(常時OFF)
3:未使用(常時OFF)
4:未使用(常時OFF)
搭載CPU:Cx486DLC又はTX486DLC


386SX機用
●Viper-jet TYPE 1/TYPE 2 (アセットコア・テクノロジー)
"TYPE1","TYPE2"という文字が正立する向きで基板を見ること
(TYPE1,TYPE2と書かれたオレンジ色のシールが貼られたチップが基板の右上に,三端子レギュレータが基板の左上に,CPUが基板の左下に,dip SWが基板の右下にそれぞれ来る向きに).
縦に2つ並んでいるJPのうち,上がJP2,下がJP1,
またJP1の右隣がJP3.
dip SWは横に2つ並んでいるが,左がSW2で右がSW1.
それぞれのJPの設定で,"上"とは3本並んでいるピンの上2本をショート,"下
"とは下2本をショートの意.

(1)出荷時設定(ノーウェイト)
 JP1_下/JP2_下/JP3_下
 SW1_1-8全てOFF/SW2_1-7 OFF,8のみON
 SW1の1-2,SW2の4-8は変更禁止
  ※JP1はCPU切り替え用:
     JP1が下の場合はVIPER-jet上のIBM486SLC2が,
         上の場合はPCの386SXが
     それぞれ動作

(2)SW1の3-8:ウェイトを入れるバスサイクルの種類の指定
 ウェイト挿入はON,ウェイトを入れない場合はOFF
 3:バンクRAM領域アクセス時
 4:拡張ROM領域アクセス時
 5:コプロセッサを除く全てのI/Oアクセス時
 6:グラフィックI/Oアクセス時
 7:RS-232C,プリンタI/Oアクセス時
 8:ユーザ開放のI/Oポートアクセス時
 SW1の5をONにした場合はSW1の6-8の設定は無効

(3)SW2の1-3,JP1,JP3:ウェイトの幅の指定
 以下,SW2の1-3/JP2/JP3■特定のバスサイクルに挿入されるウェイト数/
 それ以外のバスサイクルに挿入されるウェイト数 の順
 OFF_OFF_OFF/下/下■0/0
 OFF_OFF_ON/上/上■1/1
 OFF_ON_OFF/上/上■2/1 
 OFF_ON_ON/上/上■3/1
 ON_OFF_OFF/上/上■4/1
 ON_OFF_ON/上/上■5/1
 ON_ON_OFF/上/上■6/1
 ON_ON_ON/上/上■7/1

 以下(2)と(3)の組み合わせ:

【バンクRAM領域(080000H-09FFFFH),拡張ROM領域(0C0000H-0DFFFFH)】
 これらの領域を使用する拡張ボードのメモリマップドI/Oアクセスにウェイトを入れるかどうか指定.
 拡張ボードや周辺機器が正常動作しない場合はSW1の3と4をONにし,SW2,JP2,JP3でウェイトを調整.

【コプロセッサを除く全てのI/O】
 コプロセッサを除く全てのI/Oアクセスにウェイトを入れるかどうか指定.
 拡張ボードや周辺機器が正常動作しない場合はSW1の5をONにし,SW2,JP2,JP3
でウェイトを調整.
 ただしSW1の5をONにした場合はSW1の6-8の設定は無効.

【グラフィックI/O】
 グラフィックI/Oアクセスにウェイトを入れるかどうか指定.
 グラフィック画面が乱れる場合はSW1の6をONにし,SW2,JP2,JP3でウェイトを調整.

【RS-232C,プリンタI/O】
 RS-232C,プリンタI/アクセスにウェイトを入れるかどうか指定.
 特定のアプリケーションにおいてプロテクトキーが認識されない等の場合にSW1の7をONにし,SW2,JP2,JP3でウェイトを調整.

【ユーザ開放のI/Oポート】
 ユーザ開放のI/Oポートアクセスにウェイトを入れるかどうか指定できる.
 拡張ボードや周辺機器が正常動作しない場合はSW1の8をONにし,SW2,JP2,JP3
でウェイトを調整.
※付属のキャッシュコントローラ,"JET486.exe"のオプションスイッチについては,
"JET486.DOC"というドキュメントファイルにマニュアルと同じ記述あり.

386DX機用

●HDL-16W/20W (メルコ)
 JP1:ウェイト挿入
 PCの動作が不安定となる場合はジャンパを抜く

●PK-A486BL60/BL75(-L) (I・Oデータ)
 4連dip SW
 出荷時設定=すべてOFF
・SW1:I/O操作時のメモリフラッシュ機能
 ON=DMA+I/Oリード/ライト
 OFF=DMA
・SW2:クロック倍比設定(PK486BL.COMと併用のこと)
 ON=Turboモード(2,4倍から選択:デフォルトは4倍 <-- 4倍は動作保証外)
 OFF=通常モード(1,2,3倍から選択:デフォルトは3倍)
・SW3:コプロセッサ使用/不使用
  ON=コプロセッサ使用
 OFF=コプロセッサ不使用
・SW4:未使用
 PK486BL.COMのオプションスイッチによりCPU動作モードを設定

●EUD-F/Q/H/HP (メルコ)
 JP1:PC本体の選択
 1-2ショート=DA
 2-3ショート=RA21/51
 EUD-Qの4連dip_SWの設定は不明:出荷時設定ではすべてOFF,
 設定変更できないようSWにオレンジ色のセロファンが貼ってある

●HDA-20W/C20W (メルコ)
 JP1:ウェイト挿入
 PCの動作が不安定となる場合はジャンパを抜く


486機用

●HAS-33TP(メルコ) 
 JP3_JP4:ソケットの選択 
 1-2_1-2=CPUソケット 
 2-3_2-3=ODPソケット 

●HFA-16W, HFA-16Q(メルコ)
 8連dip SW,出荷時設定=すべてON
・SW1:本体機種の指定
 ON=PC-9801FA
 OFF=PC-496GF, PC-H98model80
・SW2:I/Oポートキャッシュフラッシュの可否
 ON=キャッシュフラッシュ許可
 OFF=キャッシュフラッシュ禁止(プリンタ,RS-232Cに
   アクセスするプログラムの動作が不安定な場合はOFF)
・SW3:つねにON
・SW4:I/Oポートウェイト設定
 ON=ウェイト挿入せず
 OFF=ウェイト挿入
・SW5:つねにON
・SW6:タイミング調整
    動作が不安定な場合にはOFF
・SW7:つねにON
・SW8:つねにON

●HBX-25T(S)(メルコ)
 JP1_JP2:変更禁止
 出荷時設定(ともに2-3間ショート)のまま使用のこと

●EUB-HP (メルコ)
 JP1:マニュアルに記載なし
 基板上のシルク印刷によれば,1-2ショート=x3,2-3ショート=x4

●EUA-T,EUA-TP(メルコ)
 JP1_JP2:ソケットの選択
 1-2_2-3=CPUソケット(Ap用)
 2-3_2-3=ODPソケット(As/Ae用)

●EUA-QP (メルコ)
 JP1_JP2:ソケットの選択
 1-2_1-2=CPUソケット
 2-3_2-3=ODPソケット

●PK-586x4 (I・Oデータ)
 JP:設定禁止

●VIPER Max Drive 586X (アセットコア・テクノロジー)
 4連dip SW
 出荷時設定=ON_OFF_ON_ON
・SW1:クロック倍比選択
 ON=4倍
 OFF=3倍
・SW2,3:000C0000-001FFFFF領域のキャッシング選択
 ON_OFF=000C0000-001FFFFF領域のキャッシング無効(WB動作時選択)
 OFF_ON=同領域キャッシング有効(WT動作時選択)
 ON_ONは設定禁止
・SW4:WB/WT選択
 ON=WT
 OFF=WB
 WB動作に設定した場合,バスマスタ転送のSCSI_I/Fとの併用不可,
 またSCSI機器や本体の動作が不安定となる場合があるのでWT動作推奨
 L2と併用する場合は出荷時設定

●VIPER Max Drive CVS (アセットコア・テクノロジー)
 3連dip SW
・SW1:ソケットの選択
 ON=ODPソケット
 OFF=CPUソケット
・SW2:WB/WT選択
 ON=WB
 OFF=WT
 WT動作推奨
・SW3:設定なし.通常はON
(H14.3.5 OZWさんより,
SW3:クロック倍比の設定(隠し設定)
ON=4倍
OFF=3倍
との情報をいただきました.ありがとうございました)


●VIPER POWER MULTi 586Ce2/Cs2 (アセットコア・テクノロジー)
VIPER Max Drive 586X と同じ
(H14.3.5 OZWさんより,ノート用パッケージのAm5x86搭載のVIPER POWER MULTi
586Ce2のディップスイッチには4連のものではなく3連のものが使われているとの
情報をいただきました.ありがとうございました)


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