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総額7600円 さんに投稿いただきましたエプソン98互換機本体−内蔵FDD対応表補足の報告です。 |
本来は総額7600円 さんHPを作ってそこで発表されるのがベストなのですが、まだHPを作る予定が無いとの事ですので、それまでの間、仮の置き場所として、場所だけ提供させていただきます。 総額7600円 さんがHPを作られたあかつきには、ここはリンクのみになります。 |
研究発表会の「エプソン98互換機本体−内蔵FDD対応表」(kenkyu/ep_fdd.htm)の補足メモです. ■内蔵3.5インチFDD・デスクトップ用2モード への追加データ ・PC-286C(PC CLUB) キヤノン電子 MD3541 ・PC-286UX キヤノン電子 MD3522 ■内蔵3.5インチFDD・ノート・ブック(ラップトップ)用2モード への追加データ ・PC-386Note W キヤノン電子 MD3551 K-63810-02 26極フィルムケーブル ■エプソン98互換機の3モードFDDのイジェクトボタンの位置について 「エプソン98互換機本体−内蔵FDD対応表」(以下,"研究発表会の資料" と表記)公表後に行った現物調査,ならびに雑誌やウェブ上の画像の調査結果を研究発表会の資料と突き合わせたところ,エプソン98互換機の3モードFDDのイジェクトボタンの位置は, ・EPSON SMD-300 がケーブルの種類(フラット・フィルム)にかかわりなく外寄り ・MITSUMI D353T3 が内寄り ということになるようですが,一部疑問が残ります.しかし現状ではデータの齟齬の解消は困難であるため,新たなデータの提示を第一に考え,以下に追加調査結果をそのまま掲げます. 486SE(FDDはつねに2基) 外寄り 486SR(FDDはつねに2基) 外寄り 486HA2(FDDは2基) 外寄り 486HA3(3.5インチ部は2基) 外寄り 486HX3(3.5インチ部は2基) 外寄り 486FE1GW(FDDは1基) 外寄り 486FR1GW(FDDは1基) 外寄り 486FS1HW(FDDは1基) 外寄り 486FS2(FDDは2基) 外寄り 486MU(FDDはつねに2基) 内寄り 486MS(FDDはつねに2基) 外寄り 486MR(FDDはつねに2基) 研究発表会の資料では内寄りとなっているが,雑誌に外寄りの画像あり.前者が誤りか,2種類あったか? 486MV2JXM(FDDは2基) 外寄り 586MV1JM(FDDは1基) 内寄り 586MV2(FDDは2基) 研究発表会の資料では外寄りとなっているが,インターネット上に内寄りの画像あり.前者が誤りか,2種類あったか? 486ME1LM(FDDは1基) 内寄り 586RA1LW(FDDは1基) 内寄り 586RA2(FDDは2基) 外寄り 586RV2(FDDは2基) 外寄り 586RX1LW(FDDは1基) 内寄り 586RV1JW(FDDは1基) 内寄り ■PCZFDU3 について 研究発表会の資料では,PC-486GR5(5インチFDDを2基内蔵したモデル)の3.5インチFDD部にキヤノン電子のMD3541Gが使用されているとなっていますが,PC-486GF5に内蔵されていたPCZFDU3らしきもののドライブ部分を新たに入手したところ,これはPCZFDU3ではなく,MD3541Gを直接内蔵したものである可能性が高いことがわかりました. PCZFDU3を内蔵していると思われるPC-486GR5の画像がウェブ上で公開されています: Zakuさ's Home Page http://www001.upp.so-net.ne.jp/zaku/ --> 我が愛機 --> コンピュータ --> 肆号機 また,手元のPCZFDU3のドライブ部分らしきものには,PC-386M STDのFDDと同じキヤノン電子のMD3522が使われています: どうやらPC-386GS・GE,PC-486GR・GFの5インチFDDモデルの最下部のFDDベイの奥には,上記の画像にある基板(1502MF BOARD)が取り付けられているようです. MD3522に1502MF BOARDを接続したものを,FD1231T搭載機種用のいわゆる反転FDDケーブルでPC-386GS3に接続したところ使用可能でした.ジャンパは3基目用の設定になっていましたが,1,2基目用の設定でももちろん使用できました. ■MD5501Sの修理 MD5501Sが故障したという話をいくつか耳にしましたが,個人的にはこのドライブが特に故障しやすいとは思えません.PC-98の内蔵5インチFDDではしばしばみられる電解コンデンサの液漏れにも遭遇したことはありません. これまで何度か不調なドライブを見てきましたが(数が多いとはお世辞にもいえませんが),いずれも多少手を入れるだけで使用できるようになりました.以下は私が行った方法ですが,修理を試される場合には自己責任でお願いします. ・メディアの出が悪い/イジェクトボタンの戻りが遅い FDDのトップカバーを外し,上の画像の白丸の部分に機械油の類を少量垂らしてしばらく放っておきます.垂らしすぎは禁物です.次にFDDにメディアを挿入してイジェクトボタンを押し,すぐにイジェクトさせます.これを何度か繰り返すと,次第に動きが滑らかになります.この時,黒い汚れ(劣化したグリス等)が油に溶け出して来ますので拭き取ります.状況にもよりますが,この汚れを完全に取り去るには時間がかかりますので,適当なところで切り上げて再度給油します. ・メディアが読み込めない トップカバーを外して綿棒とアルコール等でヘッドを清掃します.上下のヘッドの間のスペースが狭いので,綿棒の先をペンチなどで潰して平たくします. ヘッドの動きが悪いようでしたら,画像の青丸のシャフトに薄く油を塗ります. なお画像右上の黒いプラスチック部品は書き込み許可/禁止判別用ノッチ検出用のセンサのようですが,単に金属部にはまっているだけで樹脂等での固定は行われていませんので,これの位置ズレに注意して下さい. ■MD5501S搭載機での種々の5インチFDDの動作 PC-386GS3でテストしたところ,SD-680Lは2HDメディア・2DDメディアとも読み書きが可能でしたが,FD-55GFR,FD-155GF,FD1158C,VFOを無効にしたFD1155Dのいずれも正常動作しませんでした. |