NICを買うときに箱とか取説がついていればまだ良いのですが、ジャンクで買うときに100base-TX対応か10base-Tかではずいぶん値打ちが違います。
CバスとかISAとか、-2や-5のコネクタの場合であれば100baseのものはまず無いので、気にすることは無いのですが、せっかくのPCIの癖に10baseT専用のものがあります。
やはり、PCIなら100base-TXをつけたいものです。そこで
をご紹介します。
それぐらい、「もうとっくにここにあるぞ〜〜!」というような突込みがありましたら、とっとと削除いたしますので、遠慮なく突っ込んでください。
簡易方なので、若干の例外もあろうかと思いますので、10base-Tを引いてしまったというときは泣いてください。(こらこら
泣いただけでは気がすまないようでしたら、「こんな例外があったぞ#」と突っ込んでください。
やり方は簡単です。
ボードをしげしげと眺め、水晶発信器または水晶発信子を捜してください。
多くのものは
金属ケースになっていて、
(たまに黒いプラスチックのものもありますが、4本足なので分ります)
高さが5mmくらいで、1cm角または1cm×2cm程度の長方形のものが水晶発信器です。
高さが5mmまたは1cmくらいで、5mm×1cm程度の長円形のものが水晶発信子です。
共に数字が書いてあるはずですので、それを捜してください。
20.00とか書いてあったら、20MHzの発信器(または発信子)です。
そして、
20M/40Hzが付いているものは10base-TのNICです。
25/50MHzが付いているものは100base-TXのNICです。
終わり
(・_・):それだけかい。
(^_^):他にどないせいっちゅうねん。
注)山猫飼いさんさんから以下の情報が寄せられました。
104 NIC(10Base-T)を見ていたところ40MHzのOSCが憑いてました。
わお〜〜!うちのも40や〜〜〜!(じたばた
(・_・):しっかり調査せんかぃ!
他にも1/2に分周して使用しているものがある可能性があります。
山猫使いさん、ありがとうございました。(2002/8/4追記)
別法1
最近の安もんのNICは「かにさん」マークのものが多いですが、ICの形式の下2桁が
19/29は10base-Tで
39は100base-TXです。
ただし、当然ですが、他社のICを使っているものはこの手は使えません。
別法2
Shotaさんから以下のとても分かりやすい見分け方の情報をいただきました、情報ありがとうございました。(2002/8/14追記)
コネクタの穴の周りのLEDに
100何とかと説明が書いてあるものは100Base-TXです。
別法3
Ludolphさんからも以下の分かりやすい見分け方の情報をいただきました、情報ありがとうございました。(2002/8/17追記)
コネクタから出ているパターンが,
四本しか出てなかったら10base-Tで,
八本出ていたら100Base-TXです。
(^_^):部品の配置によってはパターンが見えなかったり、見逃したりしそうですね。五本以上出ていたら100Base-TXで良いかと思います。
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