HAMLINさんより投稿いただきました緑電子製MDC-555Fの仕様および設定表です。
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本来はHAMLINさんがHPを作ってそこで発表されるのがベストなのですが、HP作りも結構時間がかかるのは良く分かります。
それまで、せっかくのデータが利用できないのももったいない話ですので、仮の置き場所として、場所だけ提供させていただきます。
HAMLINさんがHPを作られたあかつきには、ここはリンクのみになります。 |
主な仕様 |
項目 |
データ |
販売
時期 |
1993.10〜 |
品名 |
SCSI/SCSI-2機器用のSCSI-2インターフェイスボード(C-BUS用) |
形式 |
MDC-555F |
用途 |
NECのPC-9801シリーズおよびEPSONのPC-286/386/486用 |
特長 |
ハーフピッチ50ピンのSCSI-2対応インターフェイスボードで、PC-9801-55Uの上位互換 |
転送
方式 |
CPU |
MDバスマスタ
転送方式
|
I/Oストリングス
転送方式
|
DMA転送
|
切り
替え |
8086
|
|
|
○ |
自動 |
V30,PC-H98シリーズ,
PC-9801NOTEシリーズ
|
|
○ |
|
自動 |
その他の80286,i386,
i486以上のCPU
|
○ |
|
|
自動 |
対応
OS |
MS-DOS Ver.3.3,3.3A,3.3B,3.3C,3.3D,5.05.0A,5.0A-H
MS-WindowsVer.3.0,3.0A,3.1
PC-UX/VRel3.0B,3.2
OS/2Ver.1.21
N88-日本語BASIC(86)Ver.6.1,6.2 |
スイッチ設定
(1)ディップスイッチ1(SW1)割り込みレベル、ボードのID,DMAチャンネル設定
(○:ON(レバーが下向) ×:OFF(レバーが上向))
SCSI-IDの設定(SW1の1,2,3で設定)
SW1-1 |
SW1-2 |
SW1-3 |
SCSI-IDの設定 |
× |
× |
× |
0 |
○ |
× |
× |
1 |
× |
○ |
× |
2 |
○ |
○ |
× |
3 |
× |
× |
○ |
4 |
○ |
× |
○ |
5 |
× |
○ |
○ |
6 |
○ |
○ |
○ |
7(初期設定) |
割り込みレベルの設定(SW1の4,5,6で設定)
SW1-4 |
SW1-5 |
SW1-6 |
割り込みレベル |
× |
× |
× |
INT0(IR3) |
○ |
× |
× |
INT1(IR5) 初期設定 |
× |
○ |
× |
INT2(IR6) |
○ |
○ |
× |
INT3(IR9) |
× |
× |
○ |
INT5(IR2) |
○ |
× |
○ |
INT6(IR13) |
DMAチャンネルの設定(SW1の7,8で設定)
SW1-7 |
SW1-8 |
SCSI-IDの設定 |
× |
× |
DMA#0 |
○ |
× |
設定禁止 |
× |
○ |
設定禁止 |
○ |
○ |
DMA#3(初期設定) |
(2)ディップスイッチ2(SW2)BIOSアドレス,接続機種設定
BIOSアドレスの設定(SW2の1,2,3で設定)
SW2-1 |
SW2-2 |
SW2-3 |
BIOSアドレス |
× |
× |
× |
D0000-D0FFF |
○ |
× |
× |
D2000-D2FFF |
× |
○ |
× |
D4000-D4FFF |
○ |
○ |
× |
D6000-D6FFF |
× |
× |
○ |
D8000-D8FFF |
○ |
× |
○ |
DA000-DAFFF |
× |
○ |
○ |
DC000-DCFFF(初期設定) |
○ |
○ |
○ |
DE000-DEFFF |
BIOSアドレスの設定(SW2の4,5で設定):ハイレゾリューションモード動作のときのみ設定が有効
SW1-4 |
SW1-5 |
BIOSアドレス |
× |
× |
E8000-E8FFF |
○ |
× |
EA000-EAFFF |
× |
○ |
EC000-ECFFF |
○ |
○ |
EE000-EEFFF |
BIOSの有効、無効
SW2-8,BIOSの有効、無効
機種別具体例
小さなレバーを下にするとON、上にするとOFFで、レバーの位置を■で表す。
ただし、SCSI-IDは7、割り込みレベルはINT1、DMAチャンネルは#3の場合としている。
設定 |
ON/
OFF |
SW2 |
SW1 |
適応 |
12345678 |
12345678 |
初期設定 |
OFF
ON |
■__■____
_■■_■■■■ |
____■■__■■■■__■■ |
CPUが80286,i386,i486でノーマルモード専用の本体
|
設定A |
OFF
ON |
■__■_■__
_■■_■_■■ |
____■■__
■■■■__■■ |
CPUが80286,i386,i486でハイレゾモードのある本体またはハイレゾボードを後付けした本体 |
設定B |
OFF
ON |
■__■__■_
_■■_■■_■ |
____■■__
■■■■__■■ |
CPUがV30の本体:9801VF,VM,U,UX,UF,UR,CV等、(7)のスイッチピンを反転する。 |
設定C |
OFF
ON |
■_■■__■_
_■__■■_■ |
____■■__
■■■■__■■ |
CPUが8086の本体:PC-9801/E,F,M
|
設定D |
OFF
ON |
■__■_■■_
_■■_■__■ |
____■■__
■■■■__■■ |
PC-98XA:PC-9821Xa/Xa7,9,10,13等のことではありません
|
(3)ジャンパスイッチ(JP1)MDバスマスタのチャンネル設定
初期設定:1-8(REQ1)と2-7(LDA1)をそれぞれ短絡、3-6,4-5は開放で、これ以外の設定はしない。
L
R L R
D E D E
A Q A Q
2 2 1 1 |
4 3 2 1
|
JB1
|
・ ・ ■ ■
・ ・ ■ ■
|
5 6 7 8 |
注:JB1というのは、JP1を挿し込むジャンパーブロックのシルク印刷です。
■は縦同士で1つです。
(4)ジャンパスイッチ(JP3)転送モードの変更
初期設定:MDバスマスタモード:DMA-6を開放、IOS0-5を短絡。IOS1-4を短絡
JB3
注:■は左右で1つです。
これ以外の設定禁止
(5)ジャンパスイッチ(JP5)ターミネーターパワー設定用
初期設定:1-4:短絡、2-3:開放
JB5
注:■は縦同士で1つです。
これ以外の設定禁止
(6)ジャンパスイッチ(JP6)NECの98FELLOWシリーズ設定用
初期設定:98FELLOW以外:2-3短絡
98FELLOW使用時:1-4短絡
JB6
注:■は縦同士で1つです。
(7)スイッチピン(エッジコネクタ脇のねじ止めされた白色プラスチック部品)
C-BUSのバス幅拡張用でエッジコネクタの方に飛び出しているのがデフォルト。
PC-9801U2/UV2/UV21/UV11/CV21の場合には、ねじを緩めて突起部分がボードのディップスイッチ側に向くようにする。
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