FD1138TとFD1148Tの違い

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 総額7600円 さんに投稿いただきましたFD1138TとFD1148Tの違いの報告です。
 
 本来は総額7600円 さんHPを作ってそこで発表されるのがベストなのですが、まだHPを作る予定が無いとの事ですので、それまでの間、仮の置き場所として、場所だけ提供させていただきます。
 総額7600円 さんがHPを作られたあかつきには、ここはリンクのみになります。
 
FD1148TにはFD1231Tと互換性のある34ピンコネクタのものもありますが,ここで扱うFD1148Tはコネクタが26ピンのものです.



1) 互換性
FD1138TとFD1148Tは互換性があり,相互に入れ替えおよび混在使用が可能です.

2) 長さ
FD1138TよりもFD1148Tの方がやや長いですが,側面のネジ穴の位置を合わせると前面が揃いますので,使用上問題となりません.
どちらのFDDもネジ穴に若干の遊びがありますが,これを利用してできるだけ前の方に取り付けるようにします.

3) 天板のツメと留めネジの有無
FD1138Tは天板の側面にツメがあり,これがFDD本体の穴にわずかにはまって固定されています.天板を外す際にこのツメが内側に折れて穴に引っかかってしまった場合,FDDの前後の隙間から精密ドライバなどを差し入れて爪を押し出します.
FD1148Tは逆に天板側に穴があり,これがFDD本体の出っ張りにはまって固定されています.
また天板上面に固定用のネジがあります.

4) フラップのバネのかけ方
FD1138TとFD1148Tでは,フラップのバネの形状が異なります.
FD1138Tでは側面前方の小さな穴にバネの一端をからめます.フラップを外す際には,このバネのかかり方をよく確認しておいて下さい.またFD1148Tでは,FDD側面前方の,FDDの内側に向いた突起にバネの一方を引っかけます.
フラップを外す際にはバネを飛ばさないよう注意して下さい.
【注意】フラップの,バネをはめる長い突起は折れやすいため,フラップを外す,あるいは再びはめる際には十分注意して下さい.また天板を戻す際にFDDの前の方に下手に力をかけると,この突起が折れますので注意して下さい.

5) 3本ケーブル
FD1138Tの前期ロットではこのケーブルには線材が使われていますが,FD1138Tの後期ロットおよびFD1148Tではフィルムケーブル状のものに変わっています.

6) 高さと前面の突起
FD1148T の方が高さがあり,またより厚い金属板が使用されています.これらの違いはわずかなもので,互換性について通常問題となることはありません.しかしファイルスロットFDDのPC-FD321Fでは,フロントパネルがFD1138Tにあわせて作られており,フロントパネル裏面の突起がFD1148T前面の突起とわずかに干渉するため,PC-FD321FのFD1138TをFD1148Tに換える場合には,PC-FD321Fのフロントパネルを加工する必要があります.


 
 
 

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