486機用CPUアクセラレータ対応表

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 総額7600円 さんから投稿いただいた486機用のCPUアクセラレータの対応表です。
 これをご覧になられて、こんなアクセラレータもあったぞ〜とか
の情報等がありましたら、ぜひご連絡をお願いいたします。m(_ _)m
 本来は総額7600円 さんHPを作ってそこで発表されるのがベストなのですが、まだHPを作る予定が無いとの事ですので、それまでの間、仮の置き場所として、場所だけ提供させていただきます。
 総額7600円 さんがHPを作られたあかつきには、ここはリンクのみになります。

総額7600円 さんのコメント

 以下にODPおよびCPUアクセラレータについてまとめてみましたが,例によって遺漏や誤りがあるかもしれません.ご指摘いただけますと幸いです.
 またこれも例によって製品名と基板に書かれた名前らしきものとが一致しない場合がありますのでご注意下さい.
 なお対応機種ですが,正式対応機種がもっと多いと思われるものもありますが,調べがつきませんでした.このような場合には原資料に掲載されている範囲で記載しています.なおこの対応表は中古品やジャンクを漁る際の参考となる情報についてまとめるのがとりあえずの目的ですので,WT/WB等の情報については割愛しました.

 なお,対応機種欄の括弧内の機種は,当該CPUアクセラレータの初期ロット出荷後に正式対応を外されたものです(恐らくその機種で実際に使用したユーザーから不具合報告が寄せられたためではないかと思われます).

 I・OデータのPK-Nd133Aが2001年2月にカタログ落ちしたのを最後に,ついに現行品は皆無となりました(;_;)

 (AT互換機用のEVERGREEN製のEVERGREEN586(Am5x86-133搭載,3,4倍速)は現行品ですが,PC-98で動作するかどうかは不明です)

 ノートPC用の製品に関しては,Windows95/NT対応状況,また放熱カバーの付属の有無は確認できた分のみ挙げてあります(恐らく3倍速以上の製品の大半に放熱カバーが付属しているものと推測します).
 またレジューム対応の状況はほとんど判明していません.
 また一部の例外を除き,ドライバソフトの類は付属しない模様です.
 なおPC-9801NS/Aは電源まわりが弱く,CPUアクセラレータを取り付けていると,バッテリなしではWindows95使用時などにFDDにアクセスした途端強制シャットダウンに見舞われることがあります.
 バッテリとの併用等,電源強化対策が必要です. 

 (2001.4.25 改訂版:情報をお寄せいただいたBiLateral/NaOさん,BlackBoxさん,平等院鳳凰さん,ふっくんさん,ごまさん,HC53さん,iskrさん,眞日津さん,みのしさん,muineさん,ウルトラギブンさん(以上アルファベット順),ありがとうございます m(_ _)m)
 (2001.6.4改訂版:HC53さんに情報をいただきました.ありがとうございます m(_ _)m)

 (2001.6.24 改訂版:エマティさんとサトルシャンさんにいただいた情報と,同人誌"Oh! EPSON PC"第2号の記事より得た情報を追加しました.エマティさん,サトルシャンさん,ならびに同人誌記事の執筆者の匿名希望/○ooさんに感謝いたします m(_ _)m)

 (2001.8.15 改訂版:エマティさんにいただいた情報等を追加しました.ありがとうございます m(_ _)m)

注)

 486マシンのCPUのパワーアップ用にはIntel自身からOver Drive Processor (ODP)というものが出荷されていました.
 これは現物を見れば対応CPUや動作周波数等がおおむねわかるようになっています.
(ただしi487SXソケット搭載機種などでは,何らかの理由で倍クロック化に対応できない本体があるようです.
DX4 ODPの場合は,Bs/Bpでは非対応だったり,BX2ではロットによってうまく動作しない場合があったりするようです)
 またODPソケットに挿すようになっているものがODPであり,CPUと置き換えるようになっているもの(すなわちPGAのCPUソケットに挿すようになっているもの)がODP(R)です.
 ODPとODP(R)の違いは,B14ピンがVSSに接続されているかどうかということだけであり,ODPソケットのない機種ではB14はNCとなっているので実際にはODPとODP(R)の両方が使用可能なようです.
 実際ODPソケットを持たないApなどでODPが問題なく動作するという報告があります(もちろんメーカー保証外の行為ですので試すのは自己責任になります).

 なお,"Over Drive Processor","ODP"はIntelの登録商標であり,サードパーティから発売されていた"CPUアクセラレータ"をODPと呼ぶのは正しくありません
 逆に言えば,Intelから発売されていたODP以外のCPUパワーアップツールが,CPUアクセラレータということになります.

 Intel製ODP/PODPの対応機種に関しては,以下のサイトに表があります:
「98Station」 http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/9855/ 
--> ●98用周辺機器
--> [INTELの製品 ODP編]

 
なお表や文章の作成においては,できるだけ誤りのないように努力はしておりますが,ここに掲載してある情報がもとで何らかのトラブルが生じた場合でも,エマティならびに総額7600円は一切の責任を負わないものとします.
 この一覧を閲覧される方は,この点をご了承いただいたものとみなします.利便性を第一に考えておりますので,この点ご理解を願います(致命的な間違いはないとは思うのですが…).

注)この色のデータはエマティが勝手に追記したものです。

 NECからも次に挙げる「オーバードライブプロセッサ」,ならびに「CPUアップグレードボード」が出荷されていました.

メーカー

製品名

搭載CPU

動作クロック

対応機種

NEC

PC-9821A
-E03(L)

i486DX2

倍速

i486-25MHz搭載機(25MHz機用DX2 ODP)

PC-9821A
-E04(L)

i486DX2

倍速

i486-33MHz搭載機(33MHz機用DX2 ODP)

PC-9821E
-E01

i486DX4

3倍速

i486-25MHz搭載機(25MHz機用DX4 ODP)

PC-9821E
-E02

i486DX4

3倍速

i486-33MHz搭載機(33MHz機用DX4 ODP)

PC-9821E
-E03

PODP5
V83

2.5倍速

Socket3搭載機(83MHz版Pentium ODP)
(S,Kタイプ両用)

PC-9821CX
-E01

i486DX2

2倍速

PC-9821CX(専用のソケットに挿すライザボードタイプ)

PC-9821N
-E01

i486DX2

50MHz

PC-9821Nd/Ne2
(ベースクロックを25MHzに落として動作)

PC-9821NE
-E01

i486DX2

50MHz

PC-9801NS/A,PC-9821Ne
(ベースクロックを25MHzに落として動作)

PC-9821ES
-E01

i486DX4

3倍速

PC-9821Es
(ベースクロックを25MHzに落として動作)

 なお,数値データプロセッサボード(i487ボード)には,PC-9801NA-01, PC-9801NS/R-01,PC-9801NX/C-01がありました(メルコとI・Oデータからも,それぞれENA-C(NA,NA/C用),PK-487(NA用),HNR-C(NS/R用)という名称のi487ボードが出ていました). 

 またNECからはPC-H98のNESAスロットに挿す,i860というRISCプロセッサ搭載・メモリ8MB・バスマスタ機能サポートのPC-H98-B06も出荷されていました.

※PODP(486機用Pentium ODP)について:
 PODP5V63/83のコアはPentium(P5)そのもの(64ビット)ですが,486機用にバス変換回路が組み込まれており,外部バス(データバス)は32ビットとなっています.

 外部とのデータのやりとりの際どうしてもウェイトが入ってしまうので,それへの対策として,一次キャッシュがcode cache16kB, data cache16kBの計32kBと多くなっています.

 またWB動作可能ですので,BX3/BA3/BX4/Xe10/Xs/Xe/Ap3/As3といった,マザーボードがWBに対応している機種ではソケットに挿すだけでWB動作します.

 ただしXs/Xeの2機種では,CPUソケットへの配線に設計ミスがあり,Sタイプと呼ばれる通常のPODP5V83を使用するとDMA発生時に不具合が生じてしまいます.
 そのためこれらの機種用として,Kタイプと呼ばれる専用のPODP5V83が用意されています.
 これはSタイプに緑色の薄い基板が付属したもので,これによりCPUのA7ピンとA8ピンを結線し,上記の不具合を回避するようになっています.
 なおKタイプから付属の緑の基板を取り外すとSタイプ品として使用できます.
 逆にSタイプのA7ピンとA8ピンを短絡させるか,あるいはPC本体のCPUソケットのこれらのピンに対応する部分に配線を施せば,SタイプをKタイプ化して用いることができます.
 この工作に関しては,以下の2つのサイトに写真あるいは図入りで解説があります.

・「じゅんけの館」 http://homepage1.nifty.com/junke/ --> ★PC改造実験室★ --> ★PC-98x1改造Room★
--> PC-9821Xsを改造しませう --> PODP83のSタイプをKタイプ化する

・「とんとんカンパニー」 http://www2.ocn.ne.jp/~tonton/ --> 社長室 --> パソコン改造 --> PC-9821Xp/C8W
--> PODP83を載せますよ〜  [現在休止中]

 なおSタイプ,Kタイプという記載はPODP上にはありませんのでご注意下さい.

 またPODPを載せていると,セカンドキャッシュ搭載時に不具合が出る機体があると言われています.
 具体的には,製造番号が40,41.42,43,44で始まるAp2/As2と,同じく製造番号が47,48,49で始まるXs/Xpで,PODPとセカンドキャッシュとを併用している場合,Windowsが起動しなくなったり,起動後にハングアップしたりする場合があるとされています.
 この不具合の根本的原因はCPUまわりのバスが弱いことで,そのため実際にはセカンドキャッシュを積んでいなくても,PODPなどの高速なCPUに換装しただけで,あるいはCPUがノーマルでもセカンドキャッシュを増設しただけで,さらにはCPUがノーマル,セカンドキャッシュなしの状態でメモリを増設しただけで不具合が顕在化するケースさえあるようです.
 また困ったことに常にそうなるケースと,時々あるいはごくたまに症状が発現するケースがあり,なおかつ症状の出方もアナログ的で,バグロットの機体でも全く問題なく使えるものもあるようです.

 これらの不具合の一部はNECが公式に認めていますので,無償修理の対象となる可能性があります.
 またNECは症状の有無の判定のサービスも無償で行っているようです(少なくとも2001年5月末までは行っていました).
(2001年3月末現在まだ無償のようです。)

P-ODPの公式対応機種はこちらをご覧下さい。
http://support.intel.co.jp/jp/support/processors/overdrive/83mhz.htm

 エプソンからはPCODP11(DX2-50 ODP)やPCODP12(DX2-40 ODP),またPCODP13(DX2-66 ODP)が発売されて
おり,PC-486GF/GR/GR+/GRSuper用のPCCPUB21というPentiumボード(Pentium60搭載)も出ていました.

また,ノートPCについては,以下のCPUアップグレードボードが出荷されていました:
 

メーカー

製品名

搭載CPU

動作クロック

対応機種

エプソン

PCCPUM21 i486DX2 倍速 PC-486NOTE AS
PCCPUM22 i486DX2 倍速 PC-486NOTE AS/AU
PCCPUM23 i486DX4 3倍速 PC-486NOTE AU/AV
PCCPUM24 i486DX4 3倍速 PC-486NOTE AU/AV
PCCPUM25 Pentium75 1.5倍速 PC-486NOTE AT
486PTアップグレード i486DX2 倍速 PC-486 Portable

 なお,JCワールドからは"AMDアップグレードキット"という,Am5x86とデータシートやヒートシンク等がセットになったパワーアップキットが発売されていました(Am5x86キットA,B(B1〜6),C(CはQFPタイプ):対応機種等詳細不明).

メーカー

製品名

搭載CPU

動作
クロック

対応機種

UGT(テクニトロン・サプライ) UGT4475AC
-DX4A
i486DX4 3倍速 PC-486GR/GR+/GRSuper/HG
UGT4499AC
-DX4A
i486DX4 3倍速 PC-486HX/FR/MR/MS/MU/MV/SR/RS
UGT4499AC
-DX3
Am486DX4 3倍速 PC-9801BX/BX2,PC-9821Ap/As/Ap2/As2/Ce/Xe/Be/Ts,PC-H98model80/90,PC-486SE/P
UGT4499AC
-DX3A
Am486DX4 2-3倍速 PC-9801BX/BX2,PC-9821Ap/As/Ae/Ap2/As2/Ce/Xe/Be/Ts,PC-H98model80/90,PC-486MU/MR/FR/FE/GF/GR/SR/SE/P
UGT4475AC
-DX3
Am486DX4 2-3倍速 PC-9801BX/BX2,PC-9821Ae/Ce/Be/,PC-H98model80/90,PC-486FE/GF/GR/SE

メーカー

製品名

搭載CPU

動作クロック

対応機種

アルファデータ

M-486DX2
(SuperDrive 
DX2)

i486DX2

倍速

PC-9801FA, PC-H98model80/90/100
PC-486GR/GF

ADP-169
(倍速ソケット)

なし

不明
(下駄自身は等速と思われる)

PC-9801FA, PC-H98model80/90/100
PC-486GR/GF
(SuperDrive DX2の下駄部分)


メーカー

製品名

搭載CPU

動作クロック

対応機種

クラスタクト FANTOM
 4DX4-100P
i486DX4 3倍速 PC-9821As2/Ap2/Bp他
(i486DX2搭載機で,CPUまわりのパーツに干渉しなければ搭載可能)

メーカー

製品名

搭載CPU

動作クロック

対応機種

オーテック(OHTEC) 韋駄天ANMI-100 i486DX4 3倍速 PC-9801BX/BX2/BS2/BX3/FA,PC-9821Ae/Ap2/As2/Be/Bs/Xe/Ce,PC-486MU/MR/FR/FE/GF/GR/SR/SE/P

メーカー

製品名

搭載CPU

動作
クロック

対応機種

京都マイクロコンピュータ(
KMC)

Turbo-486
FA50

i486DX

3倍速

PC-9801FA, PC-H98model80

Turbo-486
FA66

i486DX2

4倍速

PC-9801FA, PC-H98model80

Turbo-486
FA100
i486DX4 6倍速 PC-9801FA,
PC-H98model80(このメーカーのアクセラレータは非保証ながら,定格以上の周波数で搭載CPUを動作させる機能が標準でついていたようです(386DX機用のTurbo-486EXなど))
Turbo-486BX66 i486DX2 3倍速 PC-9801BX
Turbo-48
6A100 TypeA
i486DX4 3倍速 PC-9821As/Ap2/As2/Xs/Xe
Turbo-486
A100 TypeB
i486DX4 3倍速 PC-9821Ap

メー
カー

製品名

搭載
CPU

動作
クロック

対応機種

アセ
ット
コア

VIPER
Power
MULTi
VM-Ce2
(VIPER 
Power 
MULTi Ce2)

i486DX2

2倍速

PC-9821Ce2(Ce2/Cs2用アクセラレータはいずれもQFPのi486SXの上にかぶせて横に伸びた足を乗っ取る方式のもの)

VIPER Power
MULTi Ce4

i486DX4

3倍速

PC-9821Ce2

VIPER Power
MULTi 586 Ce2

Am5x86
-133
(Am5x86
-P75)

4倍速

PC-9821Ce2

VIPER Power
MULTi AMCe

Am5x86
-133

4倍速

PC-9821Ce2

VIPER 
Power 
MULTi 
VM-Cs2
(VIPER 
Power 
MULTi Cs2)

i486DX2

2倍速

PC-9821Cs2(Cs2にもCe2用のアクセラレータが取り付けられないこともありませんが,その場合は増設メモリボードを一部削る必要があります(SIMMが1枚しか取り付けられなくなります)

VIPER Power MULTi 
VM-4 (VIPER Power MULTi Cs4)

i486DX4

3倍速

PC-9821Cs2

VIPER Power MULTi 586Cs2

Am5x86
-133

4倍速

PC-9821Cs2
(バスマスタ転送方式のSCSIボードとの併用不可)

VIPER Power 
MULTi AMCs

Am5x86
-133

4倍速

PC-9821Cs2

VIPER Power 
MULTi Cx2
i486DX2 2倍速 PC-9821Cx
(専用のソケットに挿すライザボードタイプ)
(CXもCe2/Cs2と同様,
搭載CPUがQFPのi486SXですが,
基板上のパーツが邪魔をしてCe2/Cs2用のアクセラレータが物理的に取り付けられません)
VIPER Power 
MULTi Cx4
i486DX4 3倍速 PC-9821Cx
(専用のソケットに挿すライザボードタイプ)

VIPER Power 
MULTi 586CXL

Am5x86
-133

4倍速

PC-9821Cx
(専用のソケットに挿すライザボードタイプ)

VIPER Max
Drive 
4X(times)TypeS
i486DX4 4倍速 PC-486SE/FE
VIPER Max 
Drive 
4X(times)TypeG
i486DX4 4倍速 PC-486GR/GR+/GRSuper
VIPER Max
 Drive 6times
i486DX4 6倍速 PC-486GF
(情報をお寄せいただいたMUNEさんに感謝いたします m(_ _)m)

VIPER Max
 Drive 586X
(4X times)

Am5x86
-133

4倍速

PC-9801BX3/BA3,
PC-9821Ae/Ap2/As2/As3
/Bs/Bp/Be/Xs/Xe/Ce/Cb2, 
PC486MV/MU/MR/MS
/RS/HG/HX/SR/FR/SE/FE
(セカンドキャッシュとの併用可
(スイッチによる設定要)

 WT動作推奨
 特にWB動作時バスマスタ転送方式のSCSIボードとの併用不可

VIPER Max Drive 586L

Am5x86
-133

4倍速

PC-9801BX3/BA3,
PC-9821Ae/Ap2/As2/As3
/Bs/Bp/Be/Xs/Xe/Ce/Cb2, 
PC486MV/MU/MR/MS
/RS/HG/HX/SR/FR/SE/FE

VIPER Max
 Drive 586S

Cx5x86

3倍速

PC-486FE/SE 

VIPER Max 
Drive 586G
Cx5x86 3倍速 PC-486GR/GR+/GRSuper

VIPER Max
 Drive CVS

Am5x86
-133

4倍速

PC-9801BX/BX2/BS2/BA2/BX3, PC-9821Ap/As/Ae/Ap2/As2
/Xs/Cb2/Ce, 
PC-486MU/MV/MS
/HG/HX/HA/SE/FE/SR
/FR/RS/P/MR

 
WT動作推奨
 WB動作ではバスマスタSCSIボードとの併用時に不具合が出る場合あり
 セカンドキャッシュとの併用時に不具合の可能性あり
 エプソン機では,ODPソケットが青色の機種(レバーがコの字型のもの)ではスルーの下駄(ハイアダプタ/PGAソケット)が必要
)

VIPER Max
 Drive SUV75

i486DX4

3倍速

PC-486NOTE AS/ASD2/ASC/ASX

VIPER Max 
Drive SUV100
i486DX4 3倍速 PC-486NOTE AVX2/AVX1JW/AVC2/AV2
/AUX2/AUX2HW/AUC2/AUC2HW
/AU2/AU2HW

VIPER Max
 Drive 586NAS

Am5x86
-133

4倍速

PC-486NOTE AS

VIPER Max
 Drive 586NUV

Am5x86
-133

4倍速

PC-486NOTE AU/AV
(-R型番のものはWB動作可能ですが,不具合ありとして発売中止となったそうです)

VIPER Power 
MULTi PNT-25

PODP5
V63

2.5倍速

PC-9801BX/BX2, PC-486P

VIPER Power 
MULTi PNT-33

PODP5
V83

2.5倍速

PC-9821Ap/As/BA2/BS2, PC-H98model105, PC-486FS/SR/FR

※PC-9821Cbで使用可能なCPUアクセラレータについて:
 VIPER Power MULTiシリーズのVM-4,AMCs,AMCeでの動作報告があります(AMCsはスペースの関係でスピーカを1つ外すか,スピーカのケースを加工する必要があり,またAMCeもアクセラレータの基板を少し削る必要あり).ただしCbは個体差が大きく,これらが使えなかったという報告もあるようですので,試すのは自己責任になります.

メーカー

製品名

搭載CPU

動作クロック

対応機種

コンピュータテクニカ

ODP-DX4
-NA-S
i486DX4 3.44倍速 PC-9801NA,NA/C(放熱カバー付属)
ODP-DX2 |i486DX2 倍速 PC-9801NS/R,NX/C
ODP-DX4-NS/R-S
(-C?,-L?)
i486DX4 3.44倍速 PC-9801NS/R(放熱カバー付属)
ODP-DX2-NX/C-L i486DX2 1.5倍速 PC-9801NX/C
ODP-DX4
-NX/C-S
(-L?,-C?)
i486DX4 3.37倍速 PC-9801NX/C(放熱カバー付属)
ODP-DX2
-NS/A-L
i486DX2 1.5倍速 PC-9801NS/A
ODP-DX4
-NS/A-L
(-S?,C?)
i486DX4 2.3(2.58?)倍速 PC-9801NS/A
ODP-DX4(100)
-NS/A-C
i486DX4 3.44倍速 PC-9801NS/A(放熱カバー付属)
ODP-DX2
-Ne-L
i486DX2 1.5倍速 PC-9821Ne
ODP-DX4(100)
-Ne
i486DX4 3.44倍速 PC-9821Ne 
ODP-DX4
-Ne-S(-L?)
i486DX4 2.3(2.58?)倍速 PC-9821Ne
ODP-5x86(150)
-Ne
Am5x86-133 3倍速 PC-9821Ne(放熱カバー付属:WB動作可能らしい)
ODP-DX2
-Nd-C(-L?)
i486DX2 1.5倍速 PC-9821Nd,Ne2
ODP-DX4
-Nd-S(-C?,-L?)
i486DX4 2.3(2.58?)倍速 PC-9821Nd,Ne2
ODP-DX4(100)
-Nd
i486DX4 3.44倍 PC-9821Nd,Ne2(放熱ファン付属)
ODP-DX4(100)
-AV(-C)
i486DX4 3.44倍速 PC-486NOTE AU/AV(放熱カバー付属) 
※2.3(2.58?)倍速となっているNS/A用のODP-DX4-NS/A-Lが75MHz動作(ベースクロックを25MHzに落としての3倍速動作)でしたので,他の2.3(2.58?)倍速のものも同様と思われます.また1.5倍速のものはベースクロックを25MHzに落としての倍速動作と推測されます.3.37倍速または3.44倍速のものは3倍速ではないかと思われます. 

メーカー

製品名

搭載CPU

動作
クロック

対応機種

メルコ

HBX-25W

i486DX2

2倍速

PC-9801BX/BX2, PC-9821Ae,
PC-486SE/FE/P

HBX-25T(S)

i486DX4

3倍速

PC-9801BX/BA/BX2
(BX2はDX4ODPでは不具合の出るロットがありますが,そのような場合でも正式対応を表明しているサードパーティー製のCPUアクセラレータでは問題ありません)

HBX-20T(Y)

i486DX2

3倍速

PC-9801BX
(HBX-20TJと同じ物?
メルコは価格改定をすると型番の末尾を変えることがあるようです)
(ゲタで1.5倍している)

HSP-D2(S)

i486DX2

2倍速

PC-9801BX/FA,PC-9821Ae,
PC-H98Smodel8,PC-H98model80/90,
PC-486GF/GR/GR+/SE/FE/P

HDX-16W

i486DX

2倍速

PC-9801FA, PC-H98model80, 
PC-486GF

HDX-16Q

i486DX2

4倍速

PC-9801FA, PC-H98model80, 
PC-486GF

HDX-20T i486DX2 3倍速 PC-9801BX,PC-H98Smodel8

HFA-16W

i486DX2

2倍速

PC-9801FA, PC-H98model80, 
PC-486GF

HFA-16Q(Y)

i486DX2

4倍速

PC-9801FA, PC-H98model80, 
PC-486GF
(HFA-16QS,HFA-16QGと同一物?)

HFA-16H(S)

i486DX4

6倍速

PC-9801FA, PC-H98model80, 
PC-486GF
(FM音源使用可能)

HAS-33W(G)

i486DX2

2倍速

PC-9801BS2/BA2/BX3,
PC-9821As/As2/Bs/Xe, 
PC-486MU/MR/FR/SR

HAS-33T(G)

i486DX4

3倍速

PC-9801BS2/BA2/BX3/BA3/BX4, 
PC-9821Ap/As/As2/Ap2/Bs/Bp/Xe/Xs/Xe10, 
PC-486FR/HX
(XeではCPU実装タイプ,BX4では/U2-Pをそれぞれ除く,
HAS-33TSと同一物?)

HAS-33TP

Cx5x86

3倍速

PC-9801BS2/BA2/BX3/BA3/BX4, 
PC-9821Ap/As/As2/Bs/Bp/Xe/Xe10, 
PC-486FR/(HX)
(XeではCPU実装タイプ,BX4では/U2-Pをそれぞれ除く)
(セカンドキャッシュとの併用不可)

HAS-33QP

Am5x86
-133

4倍速

PC-9821Ap/As/As2
/Bs/Bp/Xe/Xe10/BS2/BA2
/BX3/BA3/BX4, 
PC-486FR
(セカンドキャッシュとの併用不可:XeではCPU実装タイプ,BX4では/U2-Pをそれぞれ除く)

HCX-33W i486DX2 倍速 PC-9821Cx(専用のソケットに挿すライザボードタイプ)

HCX-33T
(S, R)

i486DX4

3倍速

PC-9821Cx
(専用のソケットに挿すライザボードタイプ)

HCX-33TP

Cx5x86

3倍速

PC-9821Cx
(専用のソケットに挿すライザボードタイプ)

EUB-Q DX2互換
チップ?
4倍速 PC-9801BX/BA(ハイパーメモリCPU)
(i486DX4搭載説あり)
(5インチFDDモデルでは実装不可)

EUB-F

i486DX4

4.5倍速

PC-9801BX/BA
(ハイパーメモリCPU)
(5インチFDDモデルでは実装不可)

EUB-F-S i486DX4 4.5倍速 PC-9801BX/BA(ハイパーメモリCPU:5インチFDDモデルでは実装不可)

EUB-H

Cx5x86

6倍速

PC-9801BX/BA
(ハイパーメモリCPU)

EUB-HP

Am5x86
-133

6倍速

PC-9801BX/BA
(ハイパーメモリCPU)

EUZ-Q

Cx5x86

3倍速

PC-9801BX2/BS2/BA2
(ハイパーメモリCPU
/BA2ではセカンドキャッシュとの併用不可/BX2ではマザーボードのi486SXがファイルベイの下辺りにあるロットではジャンパの設定により4倍速動作可能らしい
/EUZ上にメモリを増設する場合には,ENLでなく,JEDEC仕様の72ピンSIMM(メルコは自社製のEMF/EMF-P/EXB/EFBを指定)を用いる)

EUZ-QP

Am5x86
-133

4倍速

PC-9801BX2/BS2/BA2
(ハイパーメモリCPU/EUZ上のメモリ増設はEUZ-Qの場合と同じ)

EUF-H i486DX4 6倍速 PC-9801FA(ハイパーメモリCPU)

EUF-EP

Am5x86
-133

8倍速

PC-9801FA
(ハイパーメモリCPU)

EUA-T

486DX4
互換

3倍速

PC-9821Ap/As/Ae
(ハイパーメモリCPU
:Ceでの動作報告あり)

EUA-TP

Cx5x86

3倍速

PC-9821Ap/As/Ae
(ハイパーメモリCPU
:Ceでの動作報告あり)

EUA-QP

Am5x86
-133

4倍速

PC-9821Ap/As/Ae
(ハイパーメモリCPU:Ceにも取り付け可能だが,内蔵CD-ROMと干渉するので,内
蔵CD-ROMを外す必要)
※ENL-32M,ローカルバス用GAとの併用時に不具合の報告があるが,原因の切り
分けは十分ではない模様.
 (ハイレゾボードとの併用不可) 

HAV-33T(J)

i486DX4

3倍速

PC-486NOTE AS/AU/AUX/AUC
/AV/AVX/AVC

HNS-25W i486DX2 50MHz PC-9801NS/A(ベースクロックを25MHzに落として動作)
HNS-25T(S) i486DX4 75MHz PC-9801NS/A(ベースクロックを25MHzに落として動作)
HNS-33TJ i486DX4 3倍速 PC-9801NS/A
HNR-25TJ i486DX4 3倍速 PC-9801NS/R, NX/C(HNR-25TSと同一物?)
HNR-16W i486DX2 倍速 PC-9801NS/R, NX/C
HNR-16T(S) i486DX4 3倍速 PC-9801NS/R, NX/C(HNR-16TJと同一物?:放熱カバー付属せず:メモリをRAMドライブとして使用するとFDDが認識されない場合あり:NS/Rではパワーセーブモード使用不可:HDBENCHではWBEDX4のWT動作と判定)
HND-25W i486DX2 50MHz PC-9821Nd,Ne2(ベースクロックを25MHzに落として動作)
HND-25TJ i486DX4 75MHz PC-9821Nd,Ne2(ベースクロックを25MHzに落として動作:HND-25TSと同一物?)
HND-33QP Am5x86-133 4倍速 PC-9821Nd,Ne2(Nd,Ne2の初期ロットの一部では不具合が出るとの報告あり:Windows95/NT4.0対応:放熱カバー付属)
HNE-25W i486DX2 50MHz PC-9821Ne(ベースクロックを25MHzに落として動作)
HNE-25TS i486DX4 75MHz PC-9821Ne(ベースクロックを25MHzに落として動作:HNS-25TJと同一物?)
HNE-33T i486DX4 3倍速 PC-9821Ne
HNE-33QP Am5x86-133 4倍速 PC-9821Ne(Windows95/NT4.0対応:放熱カバー付属)
※EUZ以外のハイパーメモリCPU上の2つのスロットには,それぞれ最大で32MBのメルコのENLというノートPC(PC-9801NL/A,PC-9821Ld,Lt,Lt2,Ne3,Nd2,Na7,Nx)用のDIMMを載せること ができます.
(最大で計64MB)
 ENLの代わりにI・OデータのLd34シリーズも稀に使えることがあるようですが,玉砕報告も多くあがっています.
 NECの純正メモリなら動く確率が比較的高いという話も聞きますが,全く逆の情報もあり,また相性問題が存在するという報告もあります(当方のところでは4〜16MBの純正品が一応問題なく動いているようですが).
 またエレコム製DIMMの動作報告もありますが,これも賭けになります(ハイパーメモリCPUが内部でDIMMがメルコ製かどうか判別しているという説もあります).
 なお32MBのDIMMはメルコ製のものしか物理的に使えない(他社製のDIMMは周囲の部品と干渉する)と言われていますが,詳細は不明です(現物確認が十分ではありません).

※HAS-33TP/HCX-33TP/EUD-H/EUB-H/EUA-TP/EUZ-Qなどではバスマスタ方式のLANボードとの併用時ライトバックキャッシュを無効にする必要あり.

メーカー

製品名

搭載
CPU

動作
クロック

対応機種

I・Oデータ

PK-
586x3

Cx5x86

3倍速

PC-9801BA2/BS2/BX4, PC-9821As/As3/Bs/Bp/Xs/Xe(PC-486GRでも使用可能という情報あり.また基板を少し削ればPC-486MRにも取り付け可能)

PK-
586x4

Cx5x86

4倍速

PC-9801BX/BA/BX2, PC-9821Ae/Be
(PC-9821Ceでの動作報告あり)

PK-
A586/98

Am5x86
-133

4倍速

PC-9801BX/BA/BX2/(BA2)/BS2
/BX3/BA3/BX4, 
PC-9821Ap/As/Ae/Ap2/As2/Ap3/As3
/Bs/Bp/Be/(Xs)/(Xp)/Xe/Xe10/Ce, 
PC-486FE/FR/MR/MS/MU/MV
/SE/SR/RS
/GF/GR/GR Super/GR+/HX/P/HG
(ドライバなしでWB非対応機でもWB動作する唯一の486機用CPUアクセラレータ)
AT互換機用のPK-A586/DVもPC-98で使用可能.ただしWT固定

PK-
EP586x3

Cx5x86

3倍速

PC-486FR/FS/SR/MR/MS/MU/MV/RS

PK-
EP586x4

Cx5x86

4倍速

PC-486GR/GR Super/GR+/HG

PK-
Cx66-L

i486DX2

2倍速

PC-9821Cx
(専用のソケットに挿すライザボードタイプ)

PK-
Cx100-L

i486DX4

3倍速

PC-9821Cx
(専用のソケットに挿すライザボードタイプ)

PK-
NSA66
/C-S

Cx486
DX2

2倍速

PC-9801NS/A(Windows95非対応,添付のPKNSA.EXEを実行しないとアクセラレータ有効にならず:IPL起動ディスクで起動した後再起動すればWindows95でも使用できるのではないかという説があるが未確認しかし動作報告いくつかあり)

PK-NSA100-L i486DX4 3倍速 PC-9801NS/A
PK-NSR75(-L) i486DX4 4倍速 PC-9801NS/R(ボード,チップでそれぞれ2倍?)
PK-NXC75-L i486DX4 3倍速 PC-9801NX/C
PK-NXC40-S i486DX2 倍速 PC-9801NX/C, NS/R(PK-NXC40-Lと同一物?)
PK-Nd50-L i486DX2 倍速 PC-9821Nd,Ne2
PK-Nd75-L i486DX4 3倍速 PC-9821Nd,Ne2
PK-Nd133A Am5x86-133 4倍速 PC-9821Nd,Ne2(Windows95対応:放熱カバー付属)
PK-Ne75-L i486DX4 75MHz PC-9821Ne(ベースクロックを25MHzに落として動作)
PK-Ne100-L i486DX4 3倍速 PC-9821Ne(放熱カバー付属)
PK-Ne133A Am5x86-133 4倍速 PC-9821Ne(Windows95対応:放熱カバー付属)
※NS/A用とNe用のCPUアクセラレータについて:純正ODPボードは両機種で共通です.また,Ne用のPK-Ne100-LとHNE-33QPはNS/Aでは使用できなかったという報告と,同じくNe用のPK-Ne133AがNS/Aで使用できたという報告がありますが,後者ではバッテリ併用+放熱カバーに冷却ファン装着,というのが動作条件だそうですので,前二者での不具合の主な原因は電源容量不足かもしれません.なお正式対応品ではないCPUアクセラレータの使用は自己責任でお願いします. 

備考)
 情報源(特に雑誌,書籍等の編集がしっかりしたもの)にはっきり記載のあったものは断定的に書いてあります(これは以前の投稿でも同様です).
 また情報が不確かなもの(複数の情報源で記載に不一致のあるもの等)では?マークを入れてありますし,ほんの断片的な情報しか得られなかったものは,型番を除いては全て「不明」としてあります.

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