2004年途中まで自宅メイン機として粘り続けていたうちのバグロット(製造番号が49で開始)Xs初号機(元はハイエナベアボーンXs/U7Wだったはずですが,その後いろんなのから剥いだいろんなのが追加されています)は,偽PODP5V83K+PC-9821XS-B01+96MB+Windows95では安定動作しますが,Windows98SEでは一気に不安定となります。
1) As2/Ap2のバグロットでは,修理に出すとCPUライザソケットの近くのバッファICまわりにタンタルコンデンサがいくつか追加されて戻ってきます。
2) Xs/XpのL2バグは,As2/Ap2式のタンタルコンデンサ追加では直らないため,L2バグ持ち個体を修理に出すとマザーボード交換になるという話は$の過去ログ等でも何度か出ています。
3) Xs/XpではPC-9821XS-B02を追加増設するとWindows95は絶対に安定しないといわれていますが,As2/Ap2ではL2を256KBにしても問題のない機体が多数存在します。
4) HDBENCH ver.2.61で描画速度の計測時には音楽再生が完全に途切れることから,この事態ではCPU負荷が非常に高いと考えられます。うちのXs初号機では,矩形描画開始直後にWindows98SEが100%フリーズします。従って,Xs/XpのL2バグの正体は,恐らくAs2/Ap2と同様のCPUまわりのバスの貧血と推定されます。しかし症状ははるかに重いと。
以上のことから,Xs/XpではCPUまわりのバスがかなり弱く,恐らくはバッファICの電源ラインが細いのではないかと漠然と考えていました。そして以前こちらで,CPUまわりとセカンドキャッシュ基板に電源ラインを直接引いてきてタンタルコンデンサもドカドカつければうちの初号機もWindows98SEで安定動作するんでは?という妄想について書きました。
今日物置に入る用事があったので,ついでにXs初号機を引っぱり出してCPU付近の写真を撮りました。
■CPUソケット付近の図
cgi-bin/kenkyuu/joyful/img/177.jpg■セカンドキャッシュPC-9821XS-B01の図
cgi-bin/kenkyuu/joyful/img/178.jpgバッファIC付近に全くコンデンサがありません。L2に至っては基板に1つも載っていません。
こらあかんすわ奥さん!!!!!
やっぱ妄想の通りで電源ライン引くべきじゃないですかね。うちの奴よく持ちこたえてたなぁ('A`;;)
でもこれ2mなんすよ('A`)
FDDケーブルとしてはPC-H98-K09の同等品だそうで。H98のFDDケーブルってぇのは長ぇんですな。
例のバッファなし自作1MB FDD I/F群に繋いでみましたが,外付けFDDの動作に何の問題もありませんでした。FDD信号いうんはこんくらいの信号伝達距離やったらバッファいらんようでっせ。
(・_・):他に何買うたん
('A`;):ハァ? 別になんも(殴
ゲーム機がやたら多かったです。損yの17インチトリニトロン管CRTが\315〜\1050で何台かありましたが,フラット管じゃなかったし車もないしで・・・