散々既出のネタで何の新味もありませんが,SC-98IIIに内蔵50ピンフラットケーブル接続用コネクタ増設工作に関してwebで公開されている画像は美しい仕上がりのものばかりで,ド素人を尻込みさせてしまいます。そこでド素人の同志を奮い立たせ一気に工作へと駆り立てるべくド素人が果敢にチャレンジした
戦禍戦果を敢えて公開します。以下の記事はド素人のみ閲覧可・達人閲覧禁止です。達人の方はこちらをどうぞ→
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070808-00000001-rbb-sci(・_・):失礼だぞ作業自体はずいぶん前にやったものですが,まぁいいでしょう。
まず基板上の集合抵抗を撤去します。SCSI-2のI/Fが搭載しているターミネータがパッシブというのもどうかと思いますが,所詮Cバスだしよ(藁)というのがその理由でしょう。
これを撤去しなくても自分のところでは問題なく動いているようですが何かという書き込みが散見されますが,必ず撤去して下さい。我々はド素人であり,ない方が安心できるものは撤去,あった方がよいものは取り付けるという謙虚な態度で逝きたいと思います。
(・_・):要するに理屈がわかんねぇんだろうがそして我々ド素人がこの集合抵抗を基板から外す場合,ゆめゆめ美しく作業しよう・あとで戻せるように綺麗に外そうなどと思い上がってはいけませぬ。
(・_・):さっきからあまりにも失礼だぞ「あとで戻せるように」って,戻す必要ができる時なんて
永遠にやって来ませんよ。集合抵抗つきのI/Fがどうしても必要になったらDJOで逆オークションすれば100枚くらいオファーありますがな。
「美しい作業」にこだわる貴方,貴殿は他人に見せるために工作をなさるのですか?
「商品価値が下がる」という方,あなたはこの工作せんほうがええですわ。こんなん付加価値ゼロどころかマイナスで全く金になりまへんで。
ド素人式集合抵抗外しは例によって不可逆的加工ですので,作業には覚悟と美に対する鈍感さが必要です。何しろ集合抵抗の脚をニッパで切断するなどという子供だましのやり方ではなく,集合抵抗の胴をニッパで
破壊するのですから(・∀・;)
ニッパがないからペンチでねじ切ったるわ/手持ちのハサミで何とかできねぇだろうかなどと考える方,ダイソーへ行って下さい。\100で手に入りますから。こういうのは道具が大事なんすよ。
ただこの場合も,変な力が抵抗の脚の部分に加わらないように注意する必要があります。ジャンク基板等で練習するか,少なくともシミュレーションを繰り返してから作業を行うべきでしょう。何でもそうでしょうが,作業の見通しをつけず計画も立てないでいきなり作業に入ってもたいていロクな結末は待っていません('A`)
抵抗本体をニッパで砕いて抵抗の胴がズタボロになってもなお破壊を続け,ニッパではこれ以上切り縮められないというくらいまで脚の部分を短くします。この場合,ラジオペンチを使うなどして,残った脚同士が接触しないようにします。
ド素人式撤去法には作業の簡略化・興味の持続という実際的なメリットもあります。だって作業の最難物のスルーホールハンダ抜きの前に時間のかかる細かい作業,しかも二度と使うことのないパーツを無傷で救出するという無意味な作業なんかやったらたまりまへんで正味の話。それに集合抵抗引き抜き自体は成功しても,肝心のスルーホール周りの作業で大ミスして全部パーでは浮かばれまへんがな。
採用されている集合抵抗には2種類あります:
cgi-bin/kenkyuu/icon/20070808181710.jpg上記は普通のタイプ(って言うのかな)に対する撤去方法です。チップ型のは素直にハンダごてを使うのが良さそうですが,細かい作業になりますのでこのタイプの基板のものは避けても良いでしょう。これを撤去してコネクタを植えて使っているという報告も実際にあります。私自身はチップタイプの載ったSC-98IIIPは1枚しか持っていないので試していません。