【意味】
一本の物理的な回線で、PPPoEセッションを同時に2つ確立する
即ち、ブロードバンドルータ配下のPCで、2つのどちらのセッション
からの(プロバイダ1とプロバイダ2)接続が同時にできる。
*以降ルータ=ブロードバンドルータ、のこと
【用途】
2つのプロバイダに同時に(切り替えることなく)接続できる。
#実際的には2つのプロバイダ料金を払うのは現実的でない?^^;
【用意】
(1)PPPoEの2セッション同時接続に対応した回線サービス *今回:NTT Bフレッツベーシック
(2)PPPoEの2セッション同時接続に対応したブロードバンドルータ *今回:
http://www.allied-telesis.co.jp/products/product/brouter/ar230e/index.html(3)セッションを確立するための、IDとパスワードを2組 #今回:一つのプロバイダ接続と、他方「フレッツスクエア」※接続を同時に行う。
※フレッツスクエア
NTTのフレッツシリーズの契約者であれば閲覧できるサイト
ID:guest@flets
PW:guest
で接続できる(インターネットからの接続は不可)。開通時のテスト閲覧用。
#サイトのコンテンツ自体は、回線工事情報以外、見るものなし(笑
【事前準備】(失敗編 ^^;)
(1)ルータ内のPPPoEセッション設定の個所に準備したIDとPWを設定(2箇所) ※ここでDNSはプロバイダからの自動取得に設定しておいた
(2)ポリシーの設定 あるPCからのインターネット接続に対し、どちらのセッションを使用するかの
ルールを決める。
このルータでは通常はセッション1を使用し、セッション2にて接続する場合の
ポリシーを設定する。
a)IPアドレス方式…指定するIPアドレスにて振り分ける
b)ドメイン方式…指定するドメインにて振り分ける
※当初a)の方式を選択し、フレッツスクエアのサーバIP:
サーバ1のURL
: www.flets = 172.26.32.200
なので、範囲として172.26.32.1
〜 末尾255まで(念のため)と設定した
(複数のポリシー設定が可能になっている)【実践編】
準備ができたところで、いざ接続!
ぅおお〜〜ぅおお〜〜ぅおお〜〜ぅおお〜〜!できた〜
ぅおお〜〜ぅおお〜〜ぅおお〜〜ぅおお〜〜ぅおお〜〜ぅおお〜〜ぅおお〜〜ぅおお〜〜
(・_・):しつこいちゅうの!確かにルータ側では2つのIPアドレスが割り当てられ、プロバイダーも、
フレッツスクエアも閲覧可能になりました(^^)/
と、思いきや、回線速度測定のページに移ろうとすると、なぜか白紙
(閲覧できないというエラー)のページが。。。何度やっても同じ(;
;)画面の状況及びフレッツのサポートとの話の中で、
回線速度計測用に別サーバが立ててあり、
サーバ2のURL
: speed.flets =
172.26.32.196;回線速度計測用サーバ
が使われていたことが判明(但しwww.fletsからリンクするようになっている
この状態以降、サポートの方と何度話しても状況は進展せず。
結局、自宅に出張して頂いて調整していただくことになりました。
#この出張費は免除してもらいました
(^^)/
NTT−ME(関連会社)の方に来ていただいて、調整→解決せず
再度詳しい人を連れてきます、との事で、2回目の来宅。
【解決編】
原因を調査→白紙のページはDNSエラーのメッセージであった。
ところで2つのセッションから交互に接続要求をした場合、PC側の
DNSの設定がそれぞれのセッションごとに自動的に書き換わるわけではなかった。
(PC側のIP設定も自動取得の場合)≪ポイント≫PC側のDNSサーバの設定はルータのアドレスにするこのことをハケーンし、PC側のDNSサーバ取得の設定を自動ではなく
手動(指定)にし、ルータのIPアドレスに設定
併せて、ポリシーにサーバ2の設定を追加。
できた〜できた〜できた〜できた〜できた〜できた〜できた〜できた〜できた〜
(・_・):もうエエワイつうことで2セッション同時接続が可能になりました。
事前準備の(1)が間違っていて、終わってみれば何のことは
無かったんですが、良い勉強になりました。
念のためマニュアル(PDF)を開いてみると、「ルータのIPに設定
してください」と、しっかりとした記述が。。。
(・_・):マニュアルはよく読みましょう長文失礼しました
FreeDOSのカーネルってまだ98用の奴は出来てなかったと思ったんですけど…
DR-DOSはカルデラのサイトにAT版が転がってはいますが、ね。
前回紹介したGR-DOSの配布をやってるのはこのサイトです。
http://www.nekok.jp/green/k2/index.htm
>PC9801/21 GAME OS ( ソースコード付き)>でダウンロードできます。