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1999年9月4日(土) | |||
バスアンドタグにXAのジャンクが置いてありました。 | |||
FD,CDROMは外され、PCIに本来刺さってあるはずのGAやSCSIインターフェースだけでなく、cバススロットカバーも全部外され、見るも無残な姿でした。 | |||
外見は綺麗なのと、フロントカバーとFDカバーが付いているのが不思議なくらいです。 | |||
しかしCバススロットの奥できらりと光る3スロットのライザーカードを見逃すエマティではありません。 | |||
ほ、ほしい!。デスクトップヴァリュースターユーザー垂涎の的Cバス3スロットの純正品が今目の前に。 | |||
値札がありません。1000円以下なら買うぞ。1500円ならどうしよう。とか値踏みしながら、早速店員を捕まえて、 | |||
「にいちゃん、これなんぼ?」 | |||
「はい、100円です」。 ・ ・ ・ |
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あまりの安値に3秒ほど思考が停止していました。当然即買いです。 | |||
家に帰り蓋をあけると、以外や以外、SANACEのファンが見えます。その下にはペンティアム90MHzも鎮座していました。 これだけでも充分以上の元が取れています。(^_^) |
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V7ユーザーにとっては高嶺の花だったペンティアム90MHzは、もはや4MBのSIMMやリアのスロットカバーほどの値打ちもないようです。(^_^; | |||
基板も清掃済みで見た目には異常無さそうです。 | |||
とりあえず、手持ちのメモリを挿して、電源ON。ピポらない。当然ですね。 100円ですから。 | |||
よく見ると電源のファンが回っていない。そこで、電源を分解しました。ヒューズは無傷でした。 | |||
ファンは12Vにつなぐと回りました。 | |||
不動作の原因の1つは、電源であることが分かりました。電源が壊れた原因はさだかではありませんが、ひょっとするとマザーが生きている可能性が出てきました。 | |||
電源の出力のコネクタを見ると、V7等で使われている。AT擬き+3.3Vとは異なっています。 | |||
テスターで当たって、 | |||
P24 1〜5(赤)5V,6〜10(黒)コモン P25 1〜3(黒)コモン,4〜7(ピンク)多分3.3V,8(オレンジ)+12Vまでは分かったのですが、9(青)と10(茶)が分かりません。 |
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某掲示板にて質問し、青が−12Vだと確定したのですが。もう一つは何の線か分からなかったので、取りあえずオープンのままつないでみました。 | |||
コネクタの形状がV7とXaではかなり違います。 | |||
途中で切って、半田付けしようかとも思いましたが、合計20本近い結線はめんどくさいので、ピンの接点の曲がり具合をラジペンで調整しました。先の方を少し膨らせただけです。(^_^;) | |||
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Xaのピンの形状 | V7電源のピンを調整後 | V7電源のピンの形状 | |
取りあえずこれで起動成功しました。 | |||
このジャンクXaにパリ有り8MBのSIMM×4本(購入)と、V7の形見のKB、マウス、HD、余っていたCPU等で完全復活することができました。 | |||
ところが、寒くなってくると、最初に電源オンしたときに、ピポらない事があることに気が付きました。 | |||
これは電源の安定が不十分なうちにパソコンが起動するからではないかと思いました。 | |||
そうすると配線していない信号はPOWER GOODであろうと考えられます。 | |||
ノーマルの5VからC・Rで遅延をかけ、ちゃんと起動できるようになりました。 |
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使用部品:300KΩの抵抗、1μFのコンデンサ 時定数計算式:300000×0.000001=0.3 時定数は0.3で、POWER GOODが超概算で0.3秒ほど遅れて立ち上がるというわけです。 上に抜けた赤い線が左から戻ってきています。 赤い線と抵抗とコンデンサが半田つけされている部分は空中に浮いています。(^_^;) 本来はテープ等で絶縁するところですが、何時でも写真を撮れる様に裸にしています。 (・_・)うそつけぇ |
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