CFリセットが起きない?緑家製CF リウ 2021年10月9日(土) 22:58 |
実験結果をこちらで書いておきます。 長くなるためツイートではたどりづらく 最近はここの荒らしもおとなしいようですのでこっそりと
Firmwareは Ver7.05と表示される4GB品です。 チェックした機種はMMX対応のPC-9821Xb10(i430FX)
まずは残骸になるようなものを消すために先頭から64MBをLinuxのddを使って0で埋めました。
内蔵インターフェースのプライマリマスタに一つだけつないでフロッピーからWindows98seのシステムを起動 freebsd.mbrを取り込んだfdsk98から先頭領域を確保しました。 当然8:17設定のままですから第88hセクタが第1シリンダ扱いになります。 この状態でconv98atを通してlinuxに持っていきファイルをある程度書き込んでおきました。 もう一度PC-98につなぎなおしフロッピーから起動 デバッガでATAリセットをやります。(out 74ch 6,out 74ch 0) パラメータが16:63に戻っていることを確認 dirをとると中身が完璧に見えます。 さらにCFに書き込みも行いました。 それをlinuxにつなぎ直してファイルが見えました。 まったく問題なく動作してしまいます。
今度はDOS起動中にコマンド91hで変なHS設定にしてから dirをとるとやはり中身が見えます。 しかし書き込みをやろうとするとDOSがきちんとエラーを返してくれました。 そしてエラーが起きるとどうやらAX=0380のint1Bが行われたようで またidentify情報が16:63になっていました。 自前でAX=0380のInt1Bを再度送ると今度は8:17に戻っていました。 上記5行はOS起動中には通常起こりませんから不要な動作ではありますが、そのように動作しました。
CFリセットの原因をATAリセットだと決めつけた場合 このCFは全く問題にならないようです。 しかしこのCFはCバスSCSIの動作をねじ曲げますし、スレーブに挿しておくとマスタ側の動作をねじ曲げているような気配を感じます。 私はあまり積極的に使おうとは思いませんが、限定的な使い方では"アリ"のCFと思えます。
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